黄昏の歌姫 (ページ10)

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10話ページ10

恋泥棒か…ｯﾌ確かにこいつを好きになる気持ちも分からなくもない。だが俺は違ぇ…そう思ってたのに何をしててもあかりの顔がチラついた。気分転換に魔法薬の授業に顔を出せば教師も含めて驚きやがる。課題である自白薬を作り終え暇だった俺は惚れ薬もとい精神支配薬を作り上げた。同性に飲ませれば俺の望むがままに命令でき異性に飲ませれば俺に依存し永遠に離れなくなる。そんな薬だ…

近くに座っていたヴィルに驚かれたが俺は無視してその薬をポケットにしまいいつものサボり場所へ足を運んだ

レ｢これをあいつに飲ませられたら一生俺のそばにいるのか…って何を考えてんだよ俺。んな事無理に決まってんだろ…｣

しかし数時間後俺とあかりは出会った。これを運命と呼ばずしてなんと呼ぶのだろうか

『レ、レ、レオナ様！？ど、どうして/////』

どうやら向こうの世界では俺達はゲームのキャラらしく嬉しい事に俺はあかりの推しらしい。こんなに上手い話があるかってくらいトントン拍子に物事が進んでいく

鬼｢誰だか知らねぇがこいつに気安く近付くんじゃねぇよ｣ｷﾞﾛｯ

斎｢…｣ｷﾞﾛｯ

そうか…こいつらがラギーの言っていたあかりの幼馴染って奴だな確かに手強そうだ…だが天はやはり俺の味方をした

『そんな酷いこと言う人は嫌！！』

赤髪を押し退け離れた隙を狙ってあかりにあの薬を飲ませた。相手が自分に好意を持てば持つほど効果は絶大する…案の定あかりの俺を見る目が愛しい者を見る目に変わり遂に夢にまでみたあかりを手に入れることができた。この俺をこんなに夢中にさせたんだお前の人生をもって責任取ってくれよﾆﾔｯ

レオナside end

※ネタバレあります。(EPISODE2)大まかに書きます

あかりside

『んん…あれもう朝か…』

レ｢ｽｩ…｣

んぐっ…寝顔のレオナ様素敵すぎる/////

時折動く耳としっぽ…触りたい！眠ってるからいいよね…？

そーっと耳に手を近づけあと少しで触れられる所でレオナ様に手を掴まれた

レ｢この俺の寝込みを襲おうってか？ｯﾊ見かけによらず随分と変態なんだなﾆﾔｯ｣

『なっ！？/////ち、違います！そ、その…レオナ様に会えたら耳としっぽにずっと触ってみたかったんです！普通に言ったら嫌がれるかもしれないからバレないように触ろうとしたのに…』

レ｢へぇ…触ってもいいぜ｣

『え？いいんです｢ただし条件がある｣条件？』

レオナ様はニヤリと笑い私の耳に顔を近づけた

レ｢今から俺の事は呼び捨てで呼ぶこと。それと敬語もなしだ｣