黄昏の歌姫

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7話ページ7

ク｢彼が言いたかったのはこうです。すぐには依存しませんがあることをしてしまえばそれが覆ってしまうのです。あることとは…かけた相手とかけられた相手がより深く繋がること。つまり…もう言わなくてもお分かりでしょう？｣

その言葉にガンッと頭を殴られたような気分になった

ヴ｢カリムはその事を知らないはずだからまだ助けられる余地はあるけどレオナの方は…ごめんなさいね｣

琳｢っ！そういえばあいつ…｣

"寮に戻ったらたくさん可愛がってやるからな俺以外見えなくしてやるよ"

斎｢もう…無理じゃ…ないかっ…くそっ！！｣

鬼｢…頼む！俺達をそっちに連れてってくれねぇか！？｣

ク｢んな！？な、何を言っているんですか！そんなのダメに決まっているでしょう！｣

琳｢お願いします！！｣

鬼｢おら！てめぇしっかりしろよいっちゃん！｣

斎｢っ！…はは。まさか君に喝を入れられるとは。…僕からもお願いします！｣

ク｢君達の気持ちも分かりますが…。君達はこちらの世界には来られないんですよ、黒い馬車が迎えにきた方々でなければ足を踏み入れることすら出来ない…。私ができることは…これだけです！！｣

突然光だし俺達は意識を飛ばした

琳音side end

クロウリーside(短いです)

ケ｢あれ？こいつら全く動かないんですけど？｣

ヴ｢おおかたクロウリーの魔法で時を止めたんでしょ｣

ク｢正解ですシェーンハイト君。彼女達をこちらに連れ戻せたらそれと同時に解除できる仕組みにしておきました。ほら私優しいので！｣

すぐに連れ戻すことは不可能なのでこれは私からのせめてもの気持ちです。…それにしてもアルアジーム君はともかくあのキングスカラー君があんな優しそうな表情をするだなんて…こちらの皆さんには申し訳ありませんが少し様子を見させてもらいますねﾌﾌｯ

ク｢では皆さん戻りますよ、おやハウル君てっきりキングスカラー君達と戻ったものだと思っていたのですが…｣

ジ｢…必ずあいつらをお前らの元に返すからな。時間がかかるかもしれねぇが待っててくれっ…｣

ケ｢うわ～相変わらず真面目と言うかなんと言うか…｣

ジ｢寮長のせいでこうなったんだケジメつけねぇとダメだろうが｣

ヴ｢…違う所で会えていたらこのピンクの…シュウだったかしら？彼と友達になれたかもしれなかったわね…約束するわ彼女たちを必ずこちらに連れ戻すわ｣

生徒の熱い友情的なやつですかね？そのようなものが彼らにあるだなんて…いいものを見れました。さてさてこれからが大変になりますね…ﾊｧ

side end