黄昏の歌姫 (ページ13)

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13話ページ13

『よしよ～し野菜全部食べれて偉いねレオナ～』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

レ｢子供扱いすんじゃねぇ｣ﾌﾘﾌﾘ

言葉とは裏腹にめっちゃ耳としっぽが動いてる～めっちゃ可愛いんだけど/////

あ｢あ、そうだあかり先輩、学園長が昼食とったら私と先輩二人で来て欲しいとの事ですよ？｣

レ｢あ？んなの無視しときゃあいいじゃねぇか。あいにくあかりはこれから俺と昼寝すんだよ｣

あ｢レオナ先輩には聞いてませんよ、邪魔しないでもらっていいですか？ﾆｺｯ｣

レ｢んだと？｣

『…え、あんずちゃん？キャラどうしたの？それにサバナクロー箱推しって言ってよね！？レオナに対して当たり強くない…？』

あんずちゃんは、そういえばそんな様な事言ってましたね的な顔をしてたな…

あ｢確かに箱推しですけどあかり先輩が関わるのなら関係ありませんﾌﾌｯ｣

レ｢この女っ…あかりの知り合いじゃなけりゃあキレてたところだ。感謝するんだな｣

めっちゃバチバチしてる…でも学園長話ってなんだろ

昼食をとり終え学園長室に向かいドアを開けるとそこには優雅に紅茶を飲んでいた学園長が座っていた

ク｢待っていましたよお二人共、私が呼んだのはそこにかかっている制服+寮服+運動着+実験服を渡す為です！私優しいですからこれ全部私のポケットマネーです！｣

『いいんですか！？やった！あ、良かった～サバナクローだ！』

あ｢スカラビアだ、良かった～｣

ク｢要件はそれだけです、先生方にお二人の事話しておいたので授業等好きに出ていただいて結構ですので…｣

『分かりました！じゃあ失礼します！』

あ｢失礼します！｣

ク｢あ、お二人！｣

『ん？』

ク｢あちらの世界に帰りたいとは思わないんですか？今は私の魔法で時を止めていますがずっとは無理です。皆さん帰りを待ちわびてますよ？｣

『…私、もうレオナがいないと生きていけないくらい彼を愛してしまった…でも時々幼馴染達の顔が浮かんできて…いつかはどちらかと離れなければダメなのは分かってるんです』

あ｢私も…カリムが好きなんです。彼なしじゃあこの先ダメなんです…。なのに、向こうの彼(琳音)に名前を呼ばれてる気がして…｣

ク｢なるほど…引き止めてしまってすみませんでした。行っていただいて結構です｣

ク｢もしもの時は_______｣

『ん？何か言いました？』

ク｢いいえﾆｺｯ｣

あ｢じゃあ早速着替えちゃいましょ！｣