透明になった思い出〜 IF STORY〜 (ページ4)

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4話ページ4

電話の相手は、国宝級イケメンと言われている私の大好きな従兄弟の松村北斗！！

『もちろんいいよ！』

私の家は北斗の家より仕事現場に近いからこうやってちょくちょく泊まりに来るんだ。まぁ仕事がなくても泊まりに来るんだけど(笑)

目｢え…｣

松｢おっけーじゃあまた後でねイーファ。大好きだよ｣

『ﾌﾌｯ私も大好きだよ。じゃあね〜』

ﾋﾟｯ

目｢ねぇ今の相手って北斗くんだよね？どんな関係なの？付き合ってないよね…？もしかして肉体関係あんの？な訳ないか、琳音のハジメテは俺が貰ったんだもんな…｣

そうそう、昨日の夜に奪われちゃったんだよ。覚えてたかった〜

『気になる？』

目｢当たり前だろ！俺が彼氏なんだから…｣

『形式上は…でしょ？蓮くんが私のこと好きなだけじゃん』

目｢っ…それは…｣

これ以上いじめたら泣いちゃうかな？可愛いし見ていたいけどこのくらいにしてあげなきゃか

『…あははっ！ごめんねいじめ過ぎちゃった。北斗とは付き合ってないよ。身体の関係になることもないから安心して』

目｢…分かんないじゃん｣

『一緒には寝てるけど、北斗とは従兄弟だし一線越えるわけないじゃん(笑)』

目｢へ…従兄弟？｣

『うん、北斗は私のパパの姉の子。どう安心した？』

目｢…よかったぁ。北斗くんかっこいいし盗られるのかと思った｣ｷﾞｭｯ

『分かる〜北斗かっこいいよね。従兄弟じゃなかったら絶対彼氏にしてた』

目｢え…マジか…｣

『北斗は私のこと大好きだから私限定で激甘なのよ、すっごい優しいし私のおねがい何でも聞いてくれるし。私のこと一番理解してくれるのが北斗なんだﾌﾌｯ』

目｢…ﾑｽｯ｣

『だから私を惚れさせたいなら…最低でも北斗を越えなきゃね？ﾆｺｯ』

目｢…上等じゃん。絶対に北斗くん越えるから！｣

『ﾌﾌｯ。じゃあ私家帰るから…またね蓮くん』

目｢嫌だ帰らないで…琳音も今日オフなんだからもっと一緒にいようよ｣

『え〜この後北斗の誕プレ買いに行くから無理〜』

目｢じゃあ俺も一緒に行く｣

『いやなんで(笑)』

目｢もっと一緒にいたいの！｣

ほっぺ膨らませちゃって可愛いな〜

ほ〜んとに蓮くんって

『ワンちゃんみたい』

目｢は？え？俺って犬なの？｣

『あ、ごめん口に出しちゃってた。蓮くんが可愛くてつい(笑)』

目｢可愛いよりかっこいいって言われたい…｣

ワンちゃん…あ、いい事思いついた

琳音side end