透明になった思い出 Ⅱ (ページ5)

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55話ページ5

｢急に呼んじゃってごめんなさいミルキーさん！実はこの後の夕飯の時、ミルキーさんの新曲を披露してもらいたくて…前に打ち合わせした時この番組で新曲披露したいって言ってくれてたじゃないですか？それを今回実現したくって…今回の新曲が和風テイストと聞いたので曲に合わせた衣装をご用意しました！｣

『すごい…すっごい綺麗な着物！/////』

スタッフさんが用意してくれたのは黒と水色の鮮やかな着物。…あ、蓮と私の色

｢気づきましたかミルキーさん！この着物の色！目黒さんとミルキーさんお二方の色にしました！セクシーで少し憂いのある曲調なので花魁風の着物です！髪はそのままの長さで整えて、メイクも花魁風にしちゃいますね！あぁ早く完成が楽しみです！じゃあ早速メイクに入ります！｣

『は、はい！』

男性スタッフ達が消え女性スタッフだけに…

〜40分後〜

｢｢｢わぁ…凄い綺麗/////｣｣｣

｢綺麗すぎます…/////｣

｢この着物にして正解だったわ…/////｣

｢こんな美しいミルキーさん見たらSnowManの皆さんもっと虜になりますよ絶対！｣

手鏡で完成を見るとそこには知らない私が

『すごい…普段こんな格好しないので新鮮で幸せな気分です！花魁風メイク可愛い…/////』

目尻に映える紅化粧、自分で言うのは気が引けるけど今の私はとても美しいと思う。真面目に…

｢ミルキーちゃん準備でき…わぁっ！超綺麗！/////｣

｢目黒さん達より早く見ちゃったけど大丈夫かな…後で言われそう…(笑)｣

｢それスノのスタッフやってて良かった/////(歓喜)｣

男性スタッフさんが部屋に入りや否や全員顔を赤くさせていた。個人個人反応は様々だが蓮に何か言われるんじゃないかって思ってるスタッフさんが数名ちらほらと…分かりますよ、蓮なら言いかねないもんね…先に謝っておきます、ごめんなさい！！

スタッフさんと最終確認をしてみんなが待ってる宴会場へ…

ｶﾞﾔｶﾞﾔ

幕の向こうでみんなが楽しそうにお喋りしてるな〜反応が楽しみﾌﾌｯ

ステージは曲に合わせて遊郭をイメージしたセットに
なっている感じ

｢…ミルキーちゃんお願いします！！｣

スタッフさんの合図で幕が上がりそれと同時にイントロが流れ始めた

『主さん方わっちと共に深い闇に堕ちておくんなんしﾆﾔｯ』

さぁ…私の新たな一面を見せちゃおうかな

琳音side end