透明になった思い出 Ⅱ (ページ19)

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69話ページ19

スタッフさんに急遽集められ琳音と北斗くんが居ない理由を説明されたのだが…それは俺が想像していたよりも辛くて悲しいものだった

スタッフ｢ミルキーちゃんと松村さんはこのままアイルランドへ行かれました…ミルキーちゃんはしばらく番組はお休みです｣

SixTONESマネ｢北斗から、向こうが少し落ち着くまで休ませてもらいたいとの事なので休ませます。幸い歌収録はないのでYouTubeの撮影、ラジオを五人で頑張って回してもらいたいです｣

琳音…今すぐに会って強く抱きしめたい…琳音の心を支えるのは北斗くんじゃない俺なんだ！…でも皆に迷惑かけられない…

深｢何迷った顔してんだよめめ、早く行ってこい｣

目｢え…｣

岩｢琳音ちゃんを支えれんのはお前しかいねぇだろ。俺らの事は気にすんな｣

佐｢SixTONESと同じ俺らもしばらく歌収録ないし、YouTubeだって俺らでやるからお前は琳音ちゃんの所行ってこい！｣

渡｢そんな状態じゃ何も出来ねぇだろ、傍にいてやれよ｣

向｢今ならまだ間に合うやろ！｣

宮｢照も言ってたけど、俺らは大丈夫だからお前はお前のしたいことをしてこい｣

阿｢俺達だってすごい心配だよ…だから俺らを代表してめめお願い｣

ラ｢行っておいでめめ｣

目｢みんな…｣

SnowManマネ｢ほら行くぞ目黒！とばすからな！｣

目｢は、はい！｣

ほんとに俺メンバーに恵まれたな…ありがとみんな！

羽田空港に到着しやっとの思いで北斗くん達を見つけられた。凄い驚かれた顔されたけど俺の覚悟が伝わったのか俺に琳音を渡してくれた

松｢…悔しいけどやっぱりお前じゃなきゃ琳音の心を支えられない…ずっとお前の名前を呼んでたよ…愛されてんだな…｣

目｢北斗くん…｣

パ｢来たか…なら直ぐに向かう、早瀬ありがとな。後は俺がやるからお前は帰って休んでいてくれ…｣

｢社長…分かりました…｣ｽﾀｽﾀ

その後俺達は琳音のお義父さんが所持しているプライベートジェットに乗り込んだ

パ｢…俺は少し横になっているから着いたら声掛けてくれ｣

目｢分かりました｣

『…れ…ん…マ、マ…置いて…いか、ない…で…』

松｢ほらな…｣

れん…きっとこれは俺のことじゃなくて怜くんの事だろう…

目｢北斗くん、これは俺の名前じゃなくて死別した琳音の恋人の名前です…｣

松｢…？｣

北斗くんには全てを伝えなければいけないな…

目｢なんで俺が琳音の恋人になれたか…少し長くなるんですけど聞いてください。あれは_________｣

北斗くんは何も言うことなく静かに聞いてくれた