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「なつかしー、あのピンク髪。よくここまで来れたもんだな、すげえよ」
「マジで頑張ってたもんね、佐久間」
「いやー人生何があるかわかんないもんで。
あ、一応事情聴取来てもらうことになるんですけど、お時間大丈夫ですか？」
懐かしそうな会話に花を咲かせかけたところで、佐久間さんは警察官の顔に戻る。
「うはは、佐久間が丁寧な言葉遣いしてると頭バグるわ。
...ちょっと下で待っててもらってもいい？こいつとだけ話あって」
私の肩をぽんぽんと先生の手が叩いていく。たったそれだけなのに、久しぶりに触れられたせいでそれすらもドキドキして。
「りょーかいでーす！じゃあまた後で。ふっかは？」
「俺は多分ここいないほうがいいやつだから。一旦佐久間と一緒に降りるわ。なんかほら、おもろい話聞かせてよ」
「えー？ないですよそんなん笑この前いろいろあって刺されたぐらいで笑」
「は？！お前やばいじゃん！！大丈夫なのかよそれは」
「あもう全然！全然ピンピンしてるんでこの通り笑、うははは！」
丁寧なんだか雑なんだかよくわからない話し方で、佐久間さんは深澤先生と一緒にエレベーターホールへ歩きはじめる。
すると深澤先生が振り返って、口を開いた。
「なべ」
「ん？」
「ちゃんと決着つけろよ」
「...うるせ」
そして今度こそ歩いていくふたりをぼんやり見送っていたら、背後から一瞬で引き寄せられて次の瞬間には玄関に引き入れられていた。
息をつく間もなく抱きしめられて、ドクドクと暴れ回る心臓の音が聞こえてくる。
......先生、ドキドキしてる。
「......会いたかった」
胸の奥から絞り出したような声で囁かれた、先生の本音。
「悪い。...一旦、全部説明させて」
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るな(プロフ) - 対応ありがとうございます^ ^ (3月21日 12時) (
レス) id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
灯莉(プロフ) - るなさん» ありがとうございます。修正致しました。 (3月21日 12時) (レス) id: 63f20e3e12 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 34ページ主の名前変更ならないです。 (3月21日 10時) (レス) @page34 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
灯莉(プロフ) - るなさん» るなさん、コメントありがとうございます。早くふたりがハッピーエンドを迎えられるようにわたしも願っております...！楽しみにしていただけたら嬉しいです。 (3月16日 6時) (レス) id: 0a43491d63 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 相手の親キモすぎ。早く報われて欲しいです。間違ってでも保護者と一夜過ごしました。とか付き合いましたとかありきたりなのやめてほしい^ ^渡辺先生がんばれ (3月14日 12時) (レス) @page24 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灯莉 | 作成日時：2024年2月23日 22時
