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「何かご存知ですか？渡辺先生はお兄さんの担任もしていたでしょう。
万が一本当であればかなり問題になりますし、早めに対処をと...」
「そう、っすね......」
Aがこんなバイトに手を出したのは家庭環境がきっかけ。それは分かってる。
分かってた上で、あの提案をした。
キャバクラなんて当たり前だけどまともじゃない人間も普通にいる。
学校にバレたら問題になることはもちろん、まずAの身が危ないし涼太のことを考えればすぐにでも辞めさせてやりたかった。
けどきっと、今のAにとって一番重要なのは、生活費を稼ぐこと。涼太に無理をさせないこと。
『.......やります』
『え？』
『先生の彼女、やります』
涼太にそっくりな強い意思のこもった目を見て、選択を間違えたなとすぐに感じた。
ちょっとからかってやったぐらいのつもりだったんだ。賢い奴だから乗ってくるわけがないって。
だからAの返事を聞いたとき、とりあえずそういう関係になったからには俺が守るしかないと決意した。
いち女子高生の身であると考えれば、それが本当に良いことじゃないのは分かってる。
でも、AにだってAなりの思いがある。
今の俺にできることはとにかくAを庇うことだった。
「あんま大きい声じゃ言えないっていうか、恥ずかしい話なんですけども」
「ん？」
「俺、そこ結構前からちょくちょく行ってて。まあある程度、店員とも顔見知りというか」
「そ、そうなんですか.......？」
「すいません、急にこんな話。でもうちの生徒見た記憶はないですし、たまたまじゃないですかね」
「あ、ああ.......ありがとうございます」
「また何か聞いたら、すぐ俺に言ってください。聞き取りくらいは全然するんで。お願いします」
「ああはい、分かりました」
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るな(プロフ) - 対応ありがとうございます^ ^ (3月21日 12時) (
レス) id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
灯莉(プロフ) - るなさん» ありがとうございます。修正致しました。 (3月21日 12時) (レス) id: 63f20e3e12 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 34ページ主の名前変更ならないです。 (3月21日 10時) (レス) @page34 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
灯莉(プロフ) - るなさん» るなさん、コメントありがとうございます。早くふたりがハッピーエンドを迎えられるようにわたしも願っております...！楽しみにしていただけたら嬉しいです。 (3月16日 6時) (レス) id: 0a43491d63 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 相手の親キモすぎ。早く報われて欲しいです。間違ってでも保護者と一夜過ごしました。とか付き合いましたとかありきたりなのやめてほしい^ ^渡辺先生がんばれ (3月14日 12時) (レス) @page24 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灯莉 | 作成日時：2024年2月23日 22時
