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返事をするとほんと〜?と下から覗かれるように見られた
『大丈夫です』
br「なら良いんだけど〜」
ぶるーく様の心配からなんとか逃れ、部屋を後にする
ぶるーく様の部屋から出た帰り道にアリシアさんに声をかけられた
ar「さっき様子おかしかったけど大丈夫ですか〜?」
『その、実は』
きんとき様にこの後部屋に来いと言われていることを伝えるとアリシアさんは目を点にして驚いていた
ar「そんなことが…なら今すぐ行った方がいいですね〜」
『…了解です。では失礼します』
ar「頑張って下さい〜」
アリシアさんの暖かい声援を背中で受け止め、きんとき様の部屋へと足を進める
不安で仕方ないがもう行くしかない
 ̄
部屋の前につきノックをしようと手を出すと扉がいきなりがちゃりと音を立てて開いた
kn「あ、Aちゃん」
『わっ…すみません、』
kn「大丈夫だよ、遅いなと思って見に行こうと思ってたんだよね」
国宝級の美顔を自由に変えながらそう言うきんとき様
他の方と比べるのは良くないかもしれないが幹部様の中で1番顔が整っていると思う
なぜ専属メイドを作らないのか少し疑問だ
『お待たせしてしまいすみません』
kn「んーん、とりあえず中入って」
促されたままに中に入り、小さめのソファに座る
対面しているソファにきんとき様が座り、身体が強ばっていくのを感じる
kn「実はAちゃんにやって欲しい事があって」
『はい』
下手なことはしないよう、頷きながら話を聞く
kn「見てわかるように人手不足がここは凄いんだよね」
『はい』
kn「でもその割には書類の数が多すぎる、俺たち幹部だけじゃ手に追えないの」
サボる奴もいるし、と後から付け足すきんとき様
kn「だからAちゃんに俺たちの書類を少しやってもらいたいんだよね」
『…え』
耳を疑ってしまう言葉に思わず声を漏らしてしまう
kn「書類と言っても中身は出来るやつに分けるつもりだから」
『…了解です。』
そう言うときんとき様は少し予想外、と言ったような顔をした
kn「案外すんなり了承してくれるんだ、助かるよ。字を読んだり書いたり出来る人本当に少ないからさぁ」
それを聞いて少しは納得する
だから私が頼まれたということか
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ゆり(プロフ) - Shinoaさん» 喜んでいただけで嬉しいです〜!!頑張ります🥲💕 (2023年1月17日 22時) (レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
Shinoa(プロフ) - すっごい好みすぎますこの作品…!✨主様のペースで応援しております!! (2023年1月17日 22時) (レス) @page26 id: a1818f6e9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - りゅうなさん» エーッそう言っていた頂きとても嬉しいです〜!!頑張って更新していきます🙌 (2022年12月10日 22時) (レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
りゅうな - めっっっちゃくちゃどストライクすぎる作品です!!ほんとにこんな神作を生み出していただきありがとうございます😭更新主様のペースで応援してます!!(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年12月10日 19時) (レス) @page10 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆり | 作成日時:2022年11月23日 23時