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｢入るわよ、ってこれどうしたの…？｣
紅く染った床を見て驚く、さっき私を案内してくれた女性
『実は』
￣
さっきの出来事を説明すると大変だったわね、とため息をついて同情される
｢それにしても…死体の掃除が出来るなんて大した子だわ｣
働き者になりそうね、なんて軽く微笑んで処理したモノが入っているゴミ袋を手に持つ
｢着いてきて、服を渡すわ｣
そう言われ後ろを着いていく
朝の時より歩く速さがゆったりとしていた
｢他のメイドも全員来たわ｣
話によると新人メイドに1人ずつ先輩のメイドさんがついて、手取り足取り色々教えてくれるらしい
他の新人のメイドには1人ずつ先輩がついたが、私につく先輩が突如居なくなってしまったようだ
その話を聞いて理解した
あの私の目の前で亡くなった女性が私を教えてくれるはずだったんだ、と
メイドの部屋から少し離れたドアの前で止まる
｢少し待ってて｣
そう言われ、ドアの前で立っていると隣から歩いてくる足音が聞こえる
横を向くとさっきの大柄の男性が歩いてきていた
｢あ、さっきの子じゃーん｣
手を振られ咄嗟にお辞儀をする
やはり胸着いているワッペンはこの国の幹部を示す物だった
｢ここに何か用事ー？｣
『はい、新しい服を貰いに来まして』
｢そっかぁ！僕も部屋のこと聞こうと思ってたんだよね〜｣
本当にしてくれるんだ、と聞いているとドアがガチャりと開いた
｢これが新しい服よ、ってぶるーく様？何故こんな所に？｣
差し出された服を受け取ってお2人の会話に耳を傾ける
｢この子の部屋汚しちゃったから新しい部屋聞こうと思って来たんだー！｣
｢あら、そうなんですね。では私が案内しておきます｣
｢うん！よろしく｣
それだけ言って男性はじゃあね、と手を振ってどこかへ行ってしまった
お辞儀をして見送ると女性が話し始めた
｢わざわざ聞きに来るなんて、貴方ぶるーく様に気に入られたんじゃない？｣
良かったわね、と笑いながら言う彼女の言葉に少し引っかかる
｢すみませんが、ぶるーく様とはあの方のお名前でしょうか…？｣
そう聞くと少し驚くような顔をされた
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ゆり(プロフ) - Shinoaさん» 喜んでいただけで嬉しいです〜！！頑張ります🥲💕 (2023年1月17日 22時) (
レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
Shinoa(プロフ) - すっごい好みすぎますこの作品…！✨主様のペースで応援しております！！ (2023年1月17日 22時) (レス) @page26 id: a1818f6e9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - りゅうなさん» ｴｰｯそう言っていた頂きとても嬉しいです〜！！頑張って更新していきます🙌 (2022年12月10日 22時) (レス) id: 6888762fcd (このIDを非表示/違反報告)
りゅうな - めっっっちゃくちゃどストライクすぎる作品です！！ほんとにこんな神作を生み出していただきありがとうございます😭更新主様のペースで応援してます！！(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年12月10日 19時) (レス) @page10 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆり | 作成日時：2022年11月23日 23時
