【ヒプノシスマイク】1.社畜の私にはあんたらに構ってる暇はない

3曲目 ページ4

Aside



寂雷｢では、2人とも気をつけて帰って下さいね｣

独歩｢ありがとうございました｣

『ありがとうございました』


用事も済まし、そろそろ戻ろうとお暇する。


寂雷｢あ、山田さん。｣


解釈をして会社に戻ろうとすると先生に引き留められる。


振り向くとそれはいい笑顔で。


寂雷｢次会った時にそれ以上痩せてたら……強制的に会社辞めさせますからね？｣



『ひぃ……、はい…』


正直食べないのではなく食べる暇がないから食べれないだけなのだが、こんないい笑顔で言われたら死に物狂いで食べるしかねぇや…



独歩｢今日は残業には少しなると思うけどいつもより早く帰れるはずだし、ちゃんと食べてね｣

『はい…』

会社に戻って作業をし、結局独歩さんが言った通りいつもよりだいぶ早く帰ることが出来て、久しぶりに二郎と三郎の顔が見れるとわくわくしながら帰宅する。



『ただい ｢｢姉ちゃん/姉さんおかえり！！！｣｣ うぐっ』

玄関を開けると大きな何かが突進してきて、見るとしばらく顔も見れてなかった二郎と三郎が抱き着いてきていた。


ぐぁぁあ……私は弟を守る為に生まれたんだ…。命にかえてもこの笑顔を守る……。

頭を撫でるともっともっととせがんでくる2人に死因:萌えになりながらリビングに入る。



一郎｢ったく、お前らA疲れてんだからそろそろやめろよ？おかえりA｣


『一郎、私は大丈夫だから。ただいま』

ほんとに。今充電中だから。


と真顔で言うとそうかよと苦笑される。



二郎｢姉ちゃん久しぶりに見た！…また痩せたでしょ。｣


なんでこんなにみんな気付くの？私そんなに急激に痩せてるの？

『ちょっとだけね？それより…ほらおいで二郎、姉ちゃんが抱きしめてあげよう！』

二郎｢〜〜っ姉ちゃん！！｣

『ぐっ…二郎…ちょ、強いかも……』


手を広げると180cmの弟が大突進してきて流石に倒れ込む。

二郎｢姉ちゃんっ、ご、ごめん！
俺、嬉しくてつい…｣

『可愛いから許す。』


ああなんて可愛いの！！明日からまた社畜頑張れる！


それにしても、贔屓目なしに弟3人は性格には少し難ありだけど顔もイケメンだし、彼女の1人2人作らないのかな…


『二郎は最近好きな子とかいないの？』

二郎｢俺は昔から姉ちゃんが好きな子だよ？｣


二郎は昔からこうだ。
好きな子を聞けば私、結婚とかしたいでしょ？と聞くと私とすると即答する子なのだ。


私としては、折角なんだから好きな人がいれば嬉しいんだけどなぁ…

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