第 五 話 ページ6
A side
風がそよそよ吹いて 雪が舞ってる
この世界に消て 冬が訪れて オルゴールは鳴らなくて
でも変わったことは何個かあった
秀吉さんとの接し方も ほかの皆さんとも
少しずつ変わり始めて 帰りたくない なんて
思う程になってきてしまった。
A ｢ んーっ、よし…っと ｣
与えられた部屋の外に出て 一つ息を吐き出して
大きく伸びをしたら すぐに目が覚める
今日は何をしようかな なんて考えていれば
後ろから伸びてきたであろう冷たい手が私の両目を
塞げば だーれだ なんて聞こえてくる
A ｢ 声でわかります、 秀吉さん ｣
秀吉 ｢ あったりー！ ねぇA、一緒に城下町に行かない？ 色々見せてあげたいし、ね？ ｣
A ｢ …でも私、こんな服だし ｣
秀吉 ｢ だーいじょぶ！ 半兵衛から借りればあるよ ｣
間もなくして連れてこられた城下町は
ほんとに綺麗で 栄えていた。
着慣れない着物に困惑しながらも秀吉さんは
ずっと私の手を握ってくれている
秀吉 ｢ Aは甘いものとか好き？｣
A ｢ え？あ、はい ｣
秀吉 ｢ よーし！じゃあ 沢山 ここのもの食べちゃお ｣
にっ、と笑って 走り出して色々な所に入って
その度に 妾さんかい？ なんて、問われて
秀吉さんは 頷き 私は否定して って何度も繰り返し
それが楽しくて嫌なんて全く感じなかった。
降る雪は冷たいのに
手から伝わる温度は暖かくて どんどん心が惹かれて
ゆくのが わかった気がした。
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沖田総司 - 秀吉ぃ (2018年10月17日 23時) (
レス) id: 61bbaa65c6 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ - すごくおもしろかったです。更新がんばってくださいね〜！待ってまーす。 (2017年12月7日 21時) (レス) id: ba47909489 (このIDを非表示/違反報告)
色欲の罪ムギ(プロフ) - とても面白かったです！更新、頑張ってください！影ながら応援しています…！ (2017年12月3日 23時) (レス) id: 767de012cb (このIDを非表示/違反報告)
水輝(プロフ) - どうも水輝です。面白いですね。お気に入り登録しました。豊臣軍大好きです。これからも頑張ってください！ (2017年10月23日 7時) (レス) id: 0cb07f1fa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：light stone | 作成日時：2017年10月5日 3時
