第２話 ページ4
四葉環 視点
朝っぱらから女に囲まれて 甲高い声で
キャーキャー言われて 迷惑してっと 流石に嫌気が
さしたイオリンが口を開こうとした時に
隣のクラスの女子が 騒いでいる女子を一喝した
笑顔だけどすっげー怖い。そーちゃんみたい
イオリンが 礼を言うとソイツは 別に と返してた
放課後 目の前にソイツが居る
学校案内をしてくれるらしくて 自己紹介から始まった。
環 ｢ 四葉環 宜しく ｣
一織 ｢ 和泉一織です ｣
A ｢ あー、どもども 雪那 Aです ｣
にっこり笑みを浮かべて 学校案内が始まった
一つ一つ丁寧に教えてくれていて
見た目とは裏腹に真面目なんかな？って考えていたら体育館に差し掛かった時 A 目掛けてバスケ部のボールが飛んできて見事命中した
紅 ｢ うああ！Aごめん！わざとじゃないんだよ！！その、なんてゆうか…｣
A ｢ …おーけー… 紅チーム対 私チームでいっちょやろーじゃないか、四葉環 和泉一織 行くよ ｣
環 ｢ は！？ ちょっ… ｣
一織 ｢ 学校案内はどうなるんですか！？ ｣
A ｢ んなの後回しに決まってる！ ｣
俺とイオリンの手を引いて体育館へ入れば
バスケの試合が始まった
点が入れば 3人でハイタッチなんかして
初日なのに学校がすっげー楽しかった 。
〜 寮 〜
環 ｢ んで、第一印象は怒った時のそーちゃんみてぇで近寄りたくないイメージだったんだけどさ 放課後一緒にバスケしてすげー楽しくて、な！イオリン ｣
一織 ｢ …ええ、まぁ 楽しかったのは認めます ｣
壮五 ｢ 良かったじゃないか環くん！ ｣
三月 ｢ 一織も良かったな！！ ｣
環 ｢ なーイオリン 明日もバスケできっかな、できたらまたやろーぜ Aと一緒に ｣
一織 ｢ …約束はできませんよ ｣
環 ｢ おう！ ｣
それから布団に入っても バスケをしてる時の
A の姿がすげー頭ん中に焼き付いて離れない
相手チームの誤ったパスでAに直撃すれば
涙目んなりながら ガムシャラんなってて
表情がコロコロ変わってて 媚び売ってくるよーな
女よりも 全然 良かった 。
早く明日も会えねぇかな なんて考えながら
俺は 眠りについた 。
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作者名：light stone | 作成日時：2017年9月16日 3時
