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プロローグ ページ1
教室の1番後ろの席で私は空を流れる雲を眺めてた
もう秋だな なんて考えていたら
雲がモンブランに見えてきて お腹がすいた
先生 ｢ おーい、雪那 雪那A 聞いてんのかー？ ｣
A ｢ 雲がモンブランに見えます 美味しそう ｣
先生 ｢ 先生そんな事聞いてませーん ｣
A ｢ え？ うわ！！先生！すんません！ ｣
先生 ｢ モンブランに集中しないで 授業に集中せんかお前は ｣
A ｢ …はーい… ｣
私と先生のやり取りを見て 楽しげに笑う他の生徒
私は苦笑いを浮かべて頬を掻く
何の変哲もない変わりない日常
昼休みになれば友達と駄弁って巫山戯て
帰り道にゲーセンなんて寄ったりして…って
普通の高校生の日常を暮らしていた 高校2年の秋
隣のクラスの転入生の訪れと共に
何かが変わるなんて 何も分からなかった 。
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作者名：light stone | 作成日時：2017年9月16日 3時
