赤の指切り花

06 ページ6

挨拶回りを終え、寺につくと
私たちが１番のりのようだ


A「日向、終わった」

日向「おう」

加藤「鬼邪高も大した事なかったなｧ、おい」


あぐらをかき、下を見つめていた
日向が目をこちらに向ける


A「加藤、押されてたけどな」

加藤「ぶっ殺すぞテメェ、テメェもあのでけぇやつに殴れてたじゃねーかよ！」

A「あいつは必ずぶっ殺す」


古屋ちゃんとかいう、長身野郎を
次は必ず最後までぶっ殺す


(右京)「ぎゃーぎゃーうるせーんだよお前ら」


加藤と言い争っていると右京と
左京も挨拶回りを終えたようだ


(右京)「挨拶回りは終わったぞ」

(左京)「A、火」

(右京)「で、次はどうする？」

A「ん」


カチッ
左京と右京の煙草に火をつける


(左京)「日向、おそらく家村会はSWORDの均衡を崩してチーム同士に潰しあいさせんのが目的だろ」

加藤「！そんなのアイツらの思うつぼじゃねぇかよ！！！」


加藤が声を荒らげるが、日向は
相変わらず不気味なにやり顔で


日向「今はそうおもわせておけばいい…
九龍を殺るにはSWORDをとって数を集める
必要がある…だから、まずはムゲンの残党がいる
山王への

復讐だ」


日向の言葉と共に達磨一家は
復讐へ向かう

目的を果たすまで終わらない
何度でも必ず起き上がってくる
復讐の壊し屋

達磨一家

の復活だ


.

07→←05

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す