理想の22話 ページ24
準備ができたのかそれぞれの位置に着く。
『天宮先輩いないのにできるのかな。』
疑問に思って隣にいる佳奈に聞く。
佳「確かに！大丈夫なのかな？」
先輩に聞いてみる？
なんていってる佳奈に
『いや、いいよ。』
と言う。
先輩たちは天宮先輩がいないの知ってるだろうし、
用意ができてるってことは大丈夫なんだろう。
そ「よし。じゃあ、やるぞ？」
一ノ瀬先輩が演奏を始める前に確認をとり腕を上げる。
楽器を持ってる人も持ってない人も真剣な顔になり
大丈夫です、と目で言っている。
一ノ瀬先輩が初めの合図をとって前奏が始まる。
楽器を持っているのは相川先輩と坂田先輩だった。
相川先輩がギターで坂田先輩がフルート。
学校にギターなんてあるのか…。
少し音が落ちたところで浦田先輩が歌いだす。
綺麗な歌声に思わず聞き入ってしまう。
ちょっとSっ気のある先輩がこんなに優しく歌うとは思わなかった。
浦田先輩の声がフェードアウトして伴奏が少し大きくなる。
次は一ノ瀬先輩が歌う番だ。
一ノ瀬先輩も負けず劣ら素敵な歌声だった。
サビに入って二人が一緒に歌った時なんて、
めっちゃ綺麗にハモっててすごかった。
う「どうだった？」
と浦田先輩に感想を聞かれた。
素を出さずにどうやって感動を伝えよう。
そう思う前に声に出てしまった。
『すごかったです！
相川先輩と坂田先輩の伴奏も、浦田先輩と一ノ瀬先輩の歌声も！』
それを言った瞬間。その場に沈黙が訪れた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 191人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうやん(プロフ) - みかれ＠本アカさん» ありがとうございます！自分で書いててなんですが夢主ちゃん僕も好きです！頑張りますね！！ (2016年7月29日 20時) (
レス) id: 21a848a475 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうやん(プロフ) - 桜餅さん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2016年7月29日 20時) (レス) id: 21a848a475 (このIDを非表示/違反報告)
みかれ＠本アカ(プロフ) - 面白いですｗｗ夢主ちゃんが個人的に大好きですｗご自身のペースで更新がんばってくださいね！！ (2016年7月29日 20時) (レス) id: 566c538a56 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - 面白かったです！頑張って下さい！ (2016年7月29日 11時) (レス) id: 9fa1e0b9a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうやん | 作成日時：2016年7月18日 22時
