MISSING TWINs Ⅲ (ページ46)

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ー② ページ46

ーー結城のおじいちゃん

ほぼ“可視の神様”です。“慈愛”担当。

視える人ならば彼を認識出来ますが、ハッキリとは視認できません。

既に人の理から外れていますので視えにくい。

言葉を充てるならば“神使”となります。

周囲の魂を導き、成仏の手伝いを主としています。

彼が作中に家族・曾孫を見守っていると告げていますが、現在見守っているのは子孫としか言えない程家系図に表すと遠いです。

それでも足繁く通っているのは今回の子孫が奥さんによく似ているから。

生まれ代わりだろう、と他の子孫よりも手厚く加護を与えています。

“博愛”でない辺り、心は人。

ーー水戸部

他の世界で存在する芹の未来。

絡まる世界を減らしながらどんな未来を辿るかを表現し、尚且つ①芹が関わり感銘を受ける存在を作ろうと思って出来たキャラクター。

性格はもちろん違いますが、別の未来では２４までに結婚し、子を設けて死去します。

そちらの京本大我はきちんと気持ちに整理をつける事が出来るくらいに大人でしたので、まだ幼い子供のために再婚します。

相手が芹に似ている辺り、未練たらたらですけどね。

ーー奏多(ｿﾅﾀ)

作中に解説をつけるため、疑問を直球でぶつけるキャラクターをと思って出来ました。

一応、水戸部と同じで別の世界線の可能性の１つ。

芹は母親と同じで１人しか正常に育てられず、双子は産めません。

水子となる子もあれば、たった１人の子も事故で失う事もあります。

芹の“不運”の象徴でもありました。

まぁ、たった１人の子を失う世界では友人との関係が希薄だったりします。

豪運＆強運×２は十分過ぎる程に芹の“不運”を吹き飛ばす存在です。

友達大事。