三十話目！ ページ32
キルア「で、さっきどこ行ってたんだ？」
夢主「うぐっ…え、えっとね〜…ちょっと知り合いが居たから…」
キルアジト目してるよぉぉぉ‼
絶対嘘だってバレてる！
キルア「…あっそ」
軽く流された…一番辛いよぉ…
ううう…
夢主「ほ、ほら！学校着いたから！じゃあね！」
心の傷って身体の傷にも比例してるのかな…
凄く痛い…
ここで倒れたら皆に心配かけちゃう…
無理しても歩こ
ルーラ「あ！Aおはよー」
夢主「ルーラ、おはよ」
隠しながら話すのって難しい…
ルーラ「骨折大丈夫？普通に歩いてるけど」
そこはつかないで！
なんとか話逸らさないと…
夢主「う、うん、あんまり酷くないし…後、今日の授業なんだっけ？」
ルーラ「えっとねー、魔法学、世界の偉人、体育、怪我の対象法とか」
夢主「そっか、ありがと、じゃあ先に教室に行ってて」
ルーラ「わかった！じゃあね〜また後で〜」
なんとか切り抜けれた…
さてと、私も教室行きますかっ
ズキンッ
夢主「あがうっ…」
キルア「たっく…大丈夫かよ」
夢主「キルア…なんで？」
キルア「…様子がおかしかったんだよ、最初っから」
夢主「キルアならわかっちゃうか、アハハ」
キルア「…笑ってる場合じゃねーだろ」
お見通しのようで…
階段も登れないというね…
夢主「大丈夫だよ…助けて貰わなくても」
キルア「保健室行くぞ」
夢主「えっちょっまっおぶって貰わなくても大丈夫！歩ける！」
キルア「俺の絶にも気付けてなかったのにか？」
夢主「うっ…大丈夫！大丈夫だから！」
キルア「何が大丈夫なんだよ！ぜってー倒れるだろ！」
夢主「倒れないし！まだ倒れてないし！」
レオリオ「あのなぁ…無理すんのもいい加減にしろよ、A」
夢主「れっ…レオリオ先生…」
キルア「言ったれ、こいつ大丈夫って聞かねーから」
レオリオ「骨折してるのに歩けるって言うのがまず化け物なんだよ」
夢主「化け物じゃ悪い？」
レオリオ「人を頼れ！お前は！」
人を頼れ…？
僕がメイドの時誰も
頼れなかった
頼っちゃダメだった
頼る余裕なんてなかった
今もこの気持ちは少し残っている
その気持ちが他人なんかにわかるもんか！
夢主「僕の気持ちもわかんないのによく言うよ！」
キルア「っA！」
モブA「なんだ？」
モブB「どうしたんだ？」
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白湯 - おもしろいです！ (2023年3月31日 20時) (
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作者名：*三日月* | 作成日時：2018年8月18日 21時
