43話〜NOside〜 ページ47
メデューサ「あら、良く知ってるのね」
骸「まぁ……少しですが」
小五郎「何だぁ？どう言う事だ？」
一人首をかしげる毛利小五郎に骸はニコリと微笑む
骸「カクテル言葉ですよ、花言葉と同じようにカクテルにもそれに合った言葉があるんです」
小五郎「ほぉー？それじゃあこれは『感じるままに』って意味か」
毛利小五郎は自分の前に置かれたグラスを見つめ、それを喉に流し込む
骸「えぇ……僕は『ブルームーン』をお願いします」
バーテンダー「少々お待ち下さい」
メデューサ「『ブルームーン』のカクテル言葉は『出来ない相談』や『奇跡の予感』後は『完全なる恋』だったわよね？」
骸「それと『叶わぬ恋』……今の僕に合ってるのはこれですかね」ｸﾌﾌ
バーテンダー「ブルームーンでございます」ｺﾄｯ
置かれたグラスには薄紫色の液体が注がれている
骸はそれを飲みながら陸にいるであろう一人の人間を思い浮かべる
背が低く中学生位……最悪小学生にしか見えない小さな体
何処までも続く闇の様な漆黒の髪に澄んだ青い瞳
のほほんとしており花が咲いたように笑う顔
雲雀恭弥の恋人である蒼霧A
骸(気づいた時には失恋とは……やりきれませんね)
骸にしては珍しく後ろ向きな事を考えながらグラスに残った薄紫を飲み干した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 98人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
タンゴ(プロフ) - 時雨さん» リル『ご閲覧＆コメントありがとうございます(*´∀｀)これからもがんばりますのでよろしくお願いいたします(*・∀・*)ノ』 (2017年1月24日 20時) (
レス) id: 9b37aaf70f (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 夢主くんの過去が酷かった｡頑張って！続き楽しみに待ってます (2017年1月22日 16時) (レス) id: bb18c895b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：タンゴ | 作成日時：2016年12月28日 19時
