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21話 ページ25

A「ふへ〜……血塗れにならなくて良かった」フーッ

目の前には残酷なまでに切り裂かれた死体の山

A「あっ、バジル君?終わったよ〜……回収とかよろしく〜」プッ

言いたい事だけを言って電話を切る

沢山の血の臭いにクラクラする

A「う……んっ……危ない危ない……気を付けなきゃ……」ゴクッ

眩む視界に危険を感じ急いで青色の薬を飲み込む

感情が高ぶると制御が出来なくなる

イタリアでは飲まなくても問題無いがここは日本……

彼らは『アノコト』を知らない

A「さ〜て、戻りますか」

薬が効いたのを感じ、僕は毛利探偵事務所に戻った

〜〜〜〜〜

ガチャ

A「ゴメンゴメン、ただいま〜」

蘭「あっ、お帰りA君……子供達皆寝ちゃった」

A「もう夜遅いから仕方ないよ……叔父さんや鈴木さんも寝てるね」

蘭「うん、二人共はしゃいでたし」

A「嬉しいよ……今日はありがとう」

蘭「ううん、私もA君が帰って来て嬉しかったし……でも本当に良かった……元気でいてくれて」

A「……心配してくれてありがとう……毛利さんも寝たら?僕も寝るからさ」ヨイショ

凪「……」スヤスヤ

蘭「泊まって行かないの?」

A「明日は用事があるから……じゃあね毛利さん」

蘭「うん……またねA君」フリフリ

パタン

A「『またね』……か」ハァー

本当の意味での再会は二度と来ない

そんな事……分かっているさ

決して交わってはいけない僕らの関係は……

これからどうなるのだろう……?

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タンゴ(プロフ) - 時雨さん» リル『ご閲覧&コメントありがとうございます(*´∀`)これからもがんばりますのでよろしくお願いいたします(*・∀・*)ノ』 (2017年1月24日 20時) (レス) id: 9b37aaf70f (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 夢主くんの過去が酷かった。頑張って!続き楽しみに待ってます (2017年1月22日 16時) (レス) id: bb18c895b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タンゴ | 作成日時:2016年12月28日 19時

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