チート少女は轟くんと爆豪くんのお気に入り2 (ページ4)

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路地裏ページ4

「くらえ！」

ヒーロー殺しに当たり、向こうまで吹っ飛ぶ。

弱めにうったけど…効いたかな？

ヒーロー殺し「…っ、カッ、、ハッ…」

見たところダメージも来ている。

でもやはり強い。

「焦凍ｯ！」

轟「大丈夫だ！っ！A！！」

「っ！」

ヒーロー殺しの投げたナイフが腕を掠る。

避けたけど当たったので、気づかなければ刺さっていただろう。

ヒーロー殺しがべロリと舐めに来る。

「くっ！」

バリアを作っても解いたらすぐに襲われる。

もう一度エネルギー波をうつ。

「っぶなぁ～！」

ヒーロー殺し「カハッ、ケホ、グッ、厄介だな…だがいいものを持っている…ハァ、」

飯田「何故…三人とも何故だ…やめてくれよ…兄さんの名を継いだんだ…僕がやらなきゃ、そいつは僕が…」

轟「継いだのかおかしいな…」

焦凍は氷を出しながら続ける。

轟「俺が見たことあるインゲニウムはそんな顔じゃなかったけどな。おまえん家も裏じゃ色々あるんだな。」

ヒーロー殺しは焦凍が出した氷を切り裂いていく。

ヒーロー殺し「己より素早い相手に対し自ら視界を遮る……愚策だ。」

轟「そりゃどうかな」

焦凍は炎を出すがヒーロー殺しがナイフを投げたのが私には見えた。

「っ、焦凍腕！」

トトッと焦凍の腕には二本のナイフが突き刺さる。

氷を溶かし再構築するけれど、避けられる。

「ﾁｯ」

ヒーロー殺し「おまえ達も良い…」

何が…

上からナイフを持って飛び降りてくるヒーロー殺し。

そこに動けるようになったのか出久が飛んできて壁に打ちつけたまま引き摺る。

轟「緑谷！」

緑谷「なんか普通に動けるようになった！」

轟「時間制限か」

ネイティヴ「いや…あの子が一番後にやられたハズ！」

血液型？

やはり血液型だった。

緑谷「わかったとこでどうにもなんないけど…」

轟「さっさと二人担いで撤退してえとこだが…氷も炎も避けられる程の反応速度だ。そんな隙見せらんねえ。プロが来るまで近接を避けつつ粘るのが最善だと思う。」

「私もそう思うな～！」

緑谷「轟くんは血を流しすぎてる。僕がやつの気を引きつけるからAちゃんはそこに攻撃とか支援、轟くんは後方支援を！」

「わかったー！」

轟「相当危ねえ橋だが…そだな」

轟「三人で守るぞ」

「うん！」

ヒーロー殺し「小学生だと思ったガキも強かった…個性も把握出来ていない…3対1か………甘くはないな」

「むぅ…小学生って…！」