誤解と謝罪 ページ41
(轟side)
どういうことが起きているかというと、俺がAの膝に頭を乗せて…つまり膝枕か。そしてその上にAが前に丸まるように覆いかぶさっていたのだ。
俺が息苦しさを感じた“ソレ”はA。しかもただのAじゃない。Aの…胸だった。
轟「ぅぁ…」
持ち上げた“ソレ”を今俺は思いっきり鷲掴みにして静止してしまっている。
俺の手でも収まりきらない。分かってはいたが相当な…って俺は何を言っているんだ。
今もしも親父、もしくは姉さんが部屋に入ってきたら俺はどうしたらいいだろうか。
いやそれもまずいが今はAが起きるのが一番まずい。
A「ｽｩ…ｽｩ…」
かいてはいけない汗をかいている気がする。
離してやりたいでも今離したらAは倒れてしまう。
…なんて半分言い訳のようなことを言いながらやはりその手を離せないでいる自分がいる。
自分を焼くか凍らせるかしてやりたい気分だ。
A「あー寝ちゃった！ん〜！」
轟「〜〜〜〜〜〜！！！！！」
終わった。
A「んぁ…っ。あれ？」
やばいもうはち切れそうだ。()
Aちゃんside
どうやら寝ちゃったようだ。
「あー寝ちゃった！ん〜！」
「んぁ…っ。あれ？」
何か変な感じがする。
とりあえず体制がキツいので体を起こす。
すると私の胸を思いっきり鷲掴みしている焦凍がいた。
「へ…？」
轟「こ…れは…！」
顔を茹でたように真っ赤にしている焦凍。
「ゃ…しょ、う…と？」
轟「ぁ…っ。」
次の瞬間焦凍が土下座をする。
轟「本当に悪ぃ！許してくれ…！！」
「ぅ…ｽﾝｯ…」
轟side
今俺は土下座をしている。もちろん人生で初めてする。
A「ぅ…ｽﾝｯ…」
顔を上げるとAが顔を真っ赤にして目に涙を浮かべていた。
あぁ…俺は。
最低だ。好きな奴にこんな顔をさせた。
轟「…っ！ごめんっ！ごめん、A！！」
つい反射的にAを抱きしめた。
轟「っ、悪ぃ。嫌だよな。」
我に返り体を戻そうとする。
するとAが俺の背中に腕を回し抱きついてきた。
A「やだぁ…怖かった…んっ。ｽﾝ…」
抱き締めてみて改めて感じる。こんなにも小さく、脆い。もう少し力を込めたら消えてしまいそうな程に。
轟「ごめん…。許してくれなんて言わないけど俺何でもする。」
「違うのぉ…恥ずかしくて…初めてだから、どうしたらいいのかっ、分かんなかった…」
ああ好きだ。
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ねんねん(プロフ) - みろくさん» そう言って頂けるととても嬉しいです！ありがとうございます(*´ω｀*) (2017年11月2日 17時) (
レス) id: bd74955aa5 (このIDを非表示/違反報告)
みろく - 全然大丈夫です！面白いので！ (2017年11月2日 17時) (レス) id: 4e2ae04d02 (このIDを非表示/違反報告)
ねんねん(プロフ) - みろくさん» ミスだらけで申し訳ないです、そちらの方も修正しておきます！御指摘ありがとうございます！o(_ _)o (2017年10月29日 17時) (レス) id: bd74955aa5 (このIDを非表示/違反報告)
みろく - あと怒るかっちゃんの「ハンソーロボ」ですよー。ソがゾになってました (2017年10月29日 16時) (レス) id: 4e2ae04d02 (このIDを非表示/違反報告)
ねんねん(プロフ) - みろくさん» わざわざ教えて頂きありがとうございます！修正しておきますね！ (2017年10月29日 16時) (レス) id: bd74955aa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねんねん | 作成日時：2017年8月25日 13時
