トガちゃんのいもーと【MHA】【トガヒミコ】 (ページ18)

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反撃ページ18

『死ね！死んじまえ！』

気持ち悪い、吐く。

殴りかかって来た敵に思いっきりリバースしたモノがクリーンヒットする、ごめんよ。他意は無かった、筈。

それを受け、プルプルと確実に殺意を放つ敵と笑い転げる周りの敵。
カオス過ぎる早く逃げなきゃ。死ぬ(あらゆる意味で)

『お前、ふざけんなクソガキィィィ！！』
『それに便乗して！殺しやるよ！』

突然、周囲の雑音が消え、代わりに敵の笑い声がこだまする。個性か。でも人数いるから特定できない…

『おれの！個性だよ！サイレント！これで周りに気付かれずぶっ殺せるな！！』

特定出来たわ。楽勝だったわ。
一人の敵がドヤ顔で叫ぶ。そして拘束の布が片足を抑え、ゲロのかかった(ごめんね)敵が両手をドリルにして何か叫んでる。

いやささっと殺せよ。

『まぁず、俺はぁ！怒っている！舐め腐ってくれたこのガキに！徐々に痛めつけないとなぁ！おい！サイレントはいつまで持つ？』
『あー、後二時間、弱ぐらい？まあ俺が死んだら解除されるけどな。』

どうやらボクを痛めつけたいらしい。いや殺すなら殺そ？なんかコントみたいで段々ツボる。

笑いを堪えながらどうやってここから逃げようか考える。

(サイレントが邪魔だな。叫んでも聞こえないって地味に嫌な個性。後は拘束布、足が取られてる。どうにかして…)

イイコト思いついちゃった、ボクは天才ですね！
そう、布が邪魔なら切ればいい。丁度ドリルがあるじゃん。サイレントで声が聞こえないのは向こうも同じ。あはっ。殺しちゃう？正当防衛で！

ボクはイかれてる。そんなの昔から知ってる。
だって、考えてる間に実行してるから。

『あ、ぁぁ！あ"あ"あ"っ！』
『ぃや、たす、け、ぅあああ"あ"！』

「ごめんネ？正当防衛だもんね？許されるよね？ヒーローの暴力は正義だもんね？」

その瞬間、使っていたドリルは消え、サイレントは無くなり、布は消え去った。
所有者が亡くなった事を意味したそれは、誰に気付かれる事もなく存在を消した。

ココ厨二ポイント高い
じゃなくて、どうしよう、流石に返り血はヤバイ。
まあ血を吸うとき失敗したって言えば誤魔化せるかな？賭けだねコレは。

っと血をできるだけ土で誤魔化しながら先生達の元へ向かいました。まる。

すると先生は倒れ、ゴツい脳みそが加わり更にカオスが加速して即物陰に隠れた、ボクは悪くない。