片想いくらいが丁度いい 2 (ページ40)

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90.振ってページ40

YN「…ウォヌオッパ田舎帰ってるんだって…寂しくなってあたしに連絡したんだね…A…」

SM「ヒョンはなんて？」

YN「今すぐは帰れないって…。どうする？」

SN「俺がいるよ。Aと一緒にいる」

YN「でも…ウォヌオッパが…」

SN「分かってる…大丈夫。Aとどうにかなろうなんて思って無いから…Aと向き合ってカッコ悪く振られるよ…それくらいさせてくれないか？」

YN「オッパには伝えるから…。オッパ…あたしはAの気持ちを尊重したい。もし、Aがオッパを選んだらちゃんと受け止めてあげて欲しい…オッパがAを嫌いなら仕方ないけど…」

SN「嫌いになれたら楽なんだろな…Aを苦しめなくて済むのにな…こんな風に離れても…Aしか浮かばない俺ってほんと…往生際が悪いって言うか女々しいって言うか…」

SM「ヒョン…。そんな事ない…ヒョンがAを本当に好きな証拠だから…最後まで負けないで…。Aがどんな選択しても、僕たちは友達でしょ？」

SN「ソクミナ…ありがとう。Aの事大好きなのに何も言わないでそばにいてあげてるお前が1番優しくて辛いよな…ゴメンな…」

SM「ヒョン……うぅ……」

YN「…ソクミンオッパ……」

SM「…僕はいい…Aが幸せならそれでいい…」

目を覚ましたら呼んでと病室を出た
多分居ない方がいいから…

A…
オッパを軽蔑して嫌いになって
ちゃんと振るんだぞ
じゃないとオッパは…
Aを攫ってしまいたくなるから…