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86.もぅ会いたい… ページ36
電車が来てオッパが引き寄せてキスをした。
WN「A…愛してる」
私も愛してるよって伝えたら嬉しそうに笑って
「行ってきます」を残してオッパを乗せた電車がどんどん離れていく…
泣かないように堪えていた涙がとめどなく溢れて
どうしようもなく悲しくて寂しい…
オッパ…早く帰って来てね…
どのくらい駅に居ただろうか…
カトクを知らせる音がして何処かに行っていた意識が戻ってくる
ウォヌ
【A。着いたよ。何してるの？】
A
【オッパ。無事着いたんだね。お父さんどう？私はぼーっとしてた…オッパが居ないとする事が無い…】
ウォヌ
【そか。俺もAが居ないと元気出ないわ…アボジも元気ないけど…】
A
【そばにいてあげてね。大丈夫だから】
ウォヌ
【A…もう会いたいよ…】
A
【うん…会いたい…】
オッパと離れ離れはユナとソクミンくんと過した1日だけ…
こんなにもオッパが自分の一部だと感じた事は無かったかもしれない…
ユナに会いたい…
ソクミンくんの笑顔に癒されたい…
A
【ユナ…会いたい…】
仕事で忙しいユナはきっとこのカトクに
気が付かないだろう…
でも…送らずにはいられなくて…
ﾋﾟｺﾝ
ユナ
【A？何があった？すぐおいで】
ユナが居る場所の地図と一緒に返信が来た
A
【ユナ…ごめんね…ありがとう】
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作者名：ぽけ | 作成日時：2021年9月16日 15時
