片想いくらいが丁度いい 2 (ページ33)

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83.僕の大好きな人ページ33

YN「オッパ!!……A寝ちゃった…」

SM「枕投げしてる所で寝るなんて……なんて可愛いんだよ…♡」

YN「オッパ…A大丈夫かなぁ…」

SM「ユナ…今日さ。観覧車の中でAちょっと様子変じゃなかった？」

YN「オッパ気付いてたんだ…」

SM「あれって…」

YN「多分…ちょっとずつ思い出すのかもしれないね…Aが苦しいのもう嫌だよあたし…見てられないよ…うぅ…」

SM「ユナ…ヒョンに伝えよう。俺たちそばに居てあげられないから…」

YN「でもA言わないつもりだよ？」

SM「だから尚更。ヒョンなら支えてあげられるんじゃないかな」

YN「A…幸せにならなきゃダメなんだよ…Aはもう幸せにならなきゃ…」

SM「Aは大丈夫だよ。どんな選択をしても幸せになれる。何となくだけどそう思う」

YN「うん…そうだね。可愛い顔しちゃって…大好きだよ…A」

ヒョンに連絡をしたら、すぐ行くってアパートまで来て
愛おしそうに見つめるヒョンに伝えた
ヒョンはそうか。って言ったきり何も言わないけど
ヒョンだって怖いだろうと思った
Aがスニョニヒョンを思い出して大好きだったあの時の気持ちや裏切りを知ったらどうなっちゃうのか…
でも伝えずにはいられなくて、
ヒョンならAを導いてくれそうな気がして…

ヒョンはAを抱きしめて眠りについた
Aは幸せそうな顔して穏やかな微笑みを浮かべていた。
ヒョンの夢でもみてるの？
A…僕の大好きな人。
どうか、どうか、その笑顔がずっと続きますように…