81.知らないスニョン ページ31
3人でご飯をわちゃわちゃしながら作って食べた
それさえ楽しくて幸せで永遠に続けばいいなって思った
YN「A…ウォヌオッパの事好き？」
A「うん。大好き♡」
SM「妬けるなぁ…」ﾊﾞｼｯ!!
YN「記憶は？変わらない？」
A「…うん。分からない…」
SM「無理に思い出さなくていい」
YN「…ん。思い出しそうになったら言わないとダメだよ？」
A「…うん…思い出したくないの…怖いから…」
YN「怖い？」
A「ウォヌオッパじゃない誰か好きでその時気持ちがオッパに無かったらどうなるの？オッパを好きな今が幸せだから…壊したくない…」
SM「…A」
YN「A。ウォヌオッパを好きな気持ちは思い出しても消えないよ。Aが誰を好きで、誰といたいのか、その時の気持ちを大切にして欲しい。記憶が戻ったAがどんな選択をしてもあたしはAが大好きだよ。ただ幸せでいて欲しいだけ。笑ってて欲しいだけ。Aの幸せがあたしの幸せだから」
A「ユナ…うん…後悔しないようにする。怖いけど…向き合わなきゃいけないよね…その時が来たら…」
SM「Aなら出来るよ。ちゃんと向き合える。怖くなったらカードだよっ」
A「ふふっ。うん。ありがとう」
YN「スニョンオッパと連絡してる？」
A「…してない。ふたりがデビューが決まった日におめでとうってメールが来て、それ以来ないかな…」
YN「そか…」
A「スニョンくんは私の恋人だったの？」
YN「オッパは…幼馴染みなんだよ…」
A「幼馴染み…」
YN「そう。オッパはAのヒーローだったの」
A「ヒーロー…」
YN「Aはオッパが大好きだったんだよ…優しくて面白くてカッコいいオッパが。でもさ、人生色々じゃんっ」
SM「ヒョンはAが可愛くて仕方なくていつもちょっかい出してたよな」
YN「今のオッパは元気無いけどもっと明るくてよく喋るんだよ」
SM「ヒョンが話し始めたら止まんないよな」
私の知らないスニョンくんが沢山出てきて
多分私はずっと守られて来たんだろうと思った
彼の優しい微笑みを思い浮かべていた
あの何処か悲しみを帯びた微笑みを…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 96人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽけ | 作成日時：2021年9月16日 15時
