645.モヤモヤ SNside ページ45
SNside
7分後にジョンハン達が帰って来た
力が抜けてぐったりとジョンハンに身を預けるAの姿があった
SN「A…。お前何してんだよ!!ちゃんとっ…」
JH「スニョン、ごめん。後で幾らでも聞くから」
SN「…っ俺が変わる」
JH「このまま運ぶっ」
そう言って連れていくジョンハンと
その身を預けるA…
ふたりの後ろ姿がヤケに遠く感じた
SG「スニョン…大丈夫?…Aちゃん怪我はしてないから。途中はぐれて…ジョンハンに会えてほっとしたんだと思う…沢山泣いたから…」
SN「…なんで」
SG「えっ?」
SN「なんでっ…」
なんでだよ…
なんではぐれたりしたんだよ…
なんで…なんでジョンハンなんだよ…
訳の分からない感情だった
Aが無事だった事に安心した
だけど…
久しぶりに感じたこのモヤモヤを何処にぶつけたら良いのか分からなかった
ふたりを追いかけて
Aを寝かせたジョンハンが立ち上がった時
にぎっ…
JH「…?…A?」
Aがジョンハンの服の裾を握った
眠ってるはずのAは無意識に求めて伸ばした手は…
ジョンハンだった…
JH「A…大丈夫だよ…そばにいるから…」
A…
俺…ここにいるよ?
Aはもしかしたらまだ…
違うよな…?A…
.
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作者名:ぽけ | 作成日時:2022年8月19日 10時