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624.昔の恋敵 ページ24

スニョン達メンズ軍団が買出しに駆り出されて
女子は今晩のご飯の支度をしながら待っていた時
声をかけられた


YA「Aちゃん。ちょっと話さない?」

A「あ、ユアさん。うん」

RN「ちょっとあんた…」

YA「大丈夫。もう前のあたしじゃ無いから」

オンニ「ん?どした?」

A「オンニ、ちょっとユアさんと庭に出てきます」ニコッ

オンニ「うん。蚊がいるかもだから気をつけて」ニコッ

A「じゃあ、行ってくるね。ルナ」ニコッ

RN「…ん」



ユアさんは冷蔵庫からパックのオレンジジュースを2個取って庭に出た
後を追ってあたしも出たら


YA「はい。座って」


さっきスニョンと座ってたパラソルの下の椅子にまた座ってる


YA「最近どう?彼氏とは順調?」

A「…まぁ。今のところ…」

YA「そ。あたしも…順調だよ」

A「…ソクミン…くん?」

YA「ん。優しくて気が利いて好きだよってちゃんと言ってくれるから安心するし…ふふっ…ハニの時とは全然違うかな……でもさ…あたし…」

A「…ジョンハンくんがまだ好きなの?」

YA「あぁ…いや違くて…。Aちゃんはハニと付き合うと思ってたからさ……だってAちゃんもハニも好き同士だったじゃん……なんで?…なんでハニじゃないの?ハニをもう好きじゃない?」

A「…大好きだよ。心友だもん」

YA「…心友…便利な言葉だよね…心友…」

A「…今は…スニョンが好きだから…でも、ジョンハンくんには感謝しかないしずっとこれからも心友に変わりないし…」

YA「ハニは…Aちゃんしか見てないよ。……ふたりはお似合いだって思ったんだけどな〜」

A「あたしなんてジョンハンくんとは釣り合わないよ…だけど…ありがと…勿体ない言葉だね…」

YA「ハニの事…少しでいいから気にかけてあげて欲しいの。ユアは無理だからさ…ユアじゃダメなんだよね…何にも響かない…」

A「何かあったの?」

YA「ハニさ、ご飯余り食べてないし眠れないみたいでさ…」

A「食べて無いの!?…眠れないのは知ってるけど…」

YA「時々でいいから…心配なの…」

A「…分かった」


そう答えてはみたものの
あたしにどれだけの事が出来るかなんて分かりっこなくて
だけどジョンハンくんは大切な人だから
出来る事はしてみるね


YA「てかさ…そのユアさんてのやめない?むず痒くて…」

A「…ユア…ちゃん…」

YA「…ふふっ、よし」


ユアちゃんが笑っていた





.

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作者名:ぽけ | 作成日時:2022年8月19日 10時

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