578.迷子の子猫 JSside ページ28
JSside
A『ヨボセヨ…』
JS『A!?今どこにいる?』
A『…分からないの……』
JS『…そか。何が見える?』
A『小さな公園にいるけど周りは家しかなくて…』
JS『なんでもいいから見えるもの言ってみて』
A『白い家が…屋根に煙突がある家が見える…』
JS『ん。それから?』
A『…公園にゾウの滑り台。入口に大きな木が有る…。オッパ?…』
JS『A。少し話をしようか』
A『…ん』
JS『なんでひとりでいるの?』
A『…スニョンに怒られちゃって…出てきちゃった…あたしが悪いのに…』
JS『Aが悪いの?』
A『…心配させちゃったから』
JS『A、何があったのかオッパにも話せない?』
A『…何も聞かないで欲しい…今は…』
JS『…話したくないか。ジュナが最後にAに会ったのは岩場だったって言ってたけどそこで何かあったんじゃないかなって』
A『…ジュンくんには会ったよ』
JS『そか。……居たっ!!』
A『えっ!!…あぁ…オッパ…』
迷子の子猫ちゃんを見つけた気分
走ってそばに行けばAは安心したのかポロポロ涙を流して泣いた
A…
ぎゅっ…
JS「いっぱい泣いていいから我慢するな…」
堰を切ったようにうぉんうぉん泣くAをただ抱きしめて背中を摩ってやることしか出来なかった…
また痩せたんじゃないか?…
Aが泣き止むのを待ってる間に
ジョンハナに連絡をした
JS【A見つけたぞ。酷く泣いてるから落ち着いたら連れていくから】
JH【あぁ…良かった…。A大丈夫?…】
JS【だいぶ我慢してたみたいだな…】
JH【ヒョン…Aをお願い】
JS【分かってる。心配するな。みんなにも伝えて。あとスニョンに伝えて。辛いのはお前だけじゃないって】
JH【ありがとうヒョン。伝えるよ】
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作者名:ぽけ | 作成日時:2022年6月22日 3時