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565.夏の風物詩 ページ15

ご飯が出来てみんなで食べる
ただそれだけだけど楽しくて美味しい
我ながら今日も上出来
あっという間におかずはキレイに無くなった

片付けもみんなでしたら早いね

お腹いっぱいでまったりしつつ
そろそろ遊びに海に行こうと準備を始めた


ジフナが何かしてる


A「ジフナ?なにしてんの?」

WZ「げっ…見つかったか…」

A「ふふっ…何?…あぁぁぁぁ!!」

WZ「ふふん!!…やるだろ?」

A「やるーーーーー!!」


砂浜にレジャーシートを敷いて
そいつは堂々と現れた


SN「ふぇっ!?…うぉぉぉ!!…俺1番!!」

SC「言うと思った」

WZ「好奇心の塊だからな」

WN「何年ぶりㅋㅋ」

RN「ふふっ。楽しみだね🎶」

JH「これも買ってきたんだ」

WZ「キンキンに冷やしといたから早くやろっ」

A「やるーーーーー!!あたし1番!!」

SN「やーー!!俺が1番!!」

A「なんで〜!!ご飯作ったじゃん!!」

SN「手伝っただろっ!!」

A「あぁ〜!!やーーー!!」


SC「始まったよ…」

WZ「出さなきゃ負けよ!!ジャンケンポン!!」

WN「ぶはっ!!ちゃっかり出すふたり」

A「やった〜〜〜!!勝った勝った〜!!へへっ、お先に〜」

SN「げっ…ずるい〜!!」

A「ずるくない!!勝ったの〜!!」

SN「ふっ。まぁ頑張れ」ニヒッ

A「絶対当てる!!」



目隠しをして棒を渡され10回も回された
いや…もう前がどっちかも分からないし気持ち悪っ!!
が、あたしの秘めた戦闘能力はそんな事には負けない


SC「Aちゃん、真っ直ぐだよ」

RN「A!!右、右!!」

WZ「あぁ〜!!行き過ぎ行き過ぎ!!ちょっと左」

WN「おぉぉぉ!!いいよっそのままそのまま」

JH「あとちょっと!!」

SN「A!!全然違うぞ!!」

A「えっ!?…何?違うの!?」

JH「大丈夫。真っ直ぐ行って」

A「ジョンハンくんを信じる!!」

SN「なんでだよ!!嘘じゃないし〜!!」

JH「あぁもうちょいもうちょい!!あぁそこっ!!いけっ」


あたしは振りあげた棒を力いっぱい振り下ろした


コンッ


乾いた爽やかな音がした
ん??


A「どうなった!?」

WZ「目隠し外していいぞ」


目隠しを外して見たそいつは
さっきまでと変わらずそこにいた





.

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作者名:ぽけ | 作成日時:2022年6月22日 3時

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