545.枕投げと… ページ45
男子部屋に戻ったら
顔面に枕が飛んできた…
A「あぁ〜…痛い〜…ムゥ」
SN「ぶはっ!!あははっ!!…」
A「も〜〜〜〜!!」
その場に落ちた枕を投げ返して
あたしもスニョンも一緒に枕投げに参加した
スンチョルくんの顔面にスニョンの投げた枕がクリーンヒットして爆笑して
皆一斉にジフナ目掛けて投げた枕に埋れたジフナが可愛くて
ルナを枕からボディガードさながらに守り抜くイケボなウォヌくんと
あたしを盾に逃げ回るチキンなスニョン…
涼しい顔してあらぬ方向から枕を飛ばしてくる堕天使ジョンハンくん
めちゃくちゃ楽しくて時間を忘れて遊んだ
廊下から
先生「消灯だぞーー!!電気消すぞーー!!」
ってひとつずつ部屋を回る先生の声がしたのは男子部屋の前で
各々目の前にある布団を被って隠れた
スニョンが隣にいると思って手を握ったら
ぎゅっと握り返してくれたから
振り向いたら…
A「…えっ!?……」
JH「しぃーー……」
ジョンハンくんが目の前にいた…
何で!?……
スニョンは何処にいるの?…
ジョンハンくんが乱れた髪を直してくれる手が
見つめる瞳が優しくて…
繋いだ手は強く握られたまま…
今にも触れてしまいそうな距離にある唇が
声を出さずに
「大好き」
そう動いた…
ジョンハンくんは微笑みを浮かべて少しずつ近づいて
おでこにキスをした……
A「…!?…っっ!」
ジョンハンくんの人差し指が唇に触れて
あの日したキスの様に指ごと唇が重なった…
先生「消灯だぞ!!…あれ。もぅ寝たのか?…電気消すからな〜!!おやすみ!!」
真っ暗になってジョンハンくんの顔も見えなくなった時
人差し指がなくなって…
ちゅ…
何も考えられなくなって思考が停止する…
SN「Aーー!!何処!?……」
スニョンが隣で探してる…
はっ!
咄嗟にジョンハンくんを押し退けてしまった…
隣にいるスニョンの手を掴んだら
SN「A!?…良かった…隣に居たの?」
A「ん…」
SN「ふふっ。おいで♡」
引き寄せられた反対の手はジョンハンくんに握られたままだった…
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作者名:ぽけ | 作成日時:2022年4月12日 13時