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523.の〜びのび ページ23

観光場所に着いて
バスガイドさんが案内してくれる
スニョンはなんだかんだで楽しそう
バスガイドさんがそれはそれは綺麗な人で
終始にやにやしているスニョンを無視して
ジフナのそばに行った


WZ「A?どしたんだ?」

A「スニョンの鼻の下がの〜びのびだから逃げてきた」

WZ「ぶはっ!!…の〜びのびて…ふふっ。ヤキモチ妬いたのか?」

A「違うよ。ヤキモチは妬かない。だってあのバスガイドさんジョンハンくんにメロメロだし」

WZ「確かに。目が♡だな」

A「それに気が付かないスニョンて哀れだね…」

WZ「そんな彼氏を持ったAは気の毒だな」

A「…はぁ…ちんちゃ…」

WZ「ふふっ。仲良くしてるみたいだな」

A「うん。でも余り変わんないよ」

WZ「変わるだろ…」

A「変わってない気がするけど…」

WZ「なに?なんか不満でもあんの?」

A「…不満は無いけど……スニョン何か隠してる…気がする…」

WZ「隠してる?なにを?」

A「知らない…。今日朝早くからオンマと話をしたみたいで…目が赤くて…泣いたのかなって…」

WZ「泣いた…」

A「いつものあたしは知らなくていいってやつかなって…」

WZ「スニョンはどんな時もAの為を思って生きてるから心配するな。色々考えてんだろ、あいつなりに」ニコッ

A「…そう?あたしの考え過ぎならいいんだけど…思い悩んでる姿最近よく見るから…。あたしそんなに頼りないかな…」

WZ「そんな訳ないだろっ。…いや、まぁ天然だから頼りないは頼りないか?」

A「あぁ〜…ジフナ…ちんちゃ…」

WZ「ふふっ。大丈夫だよ!!…旅行中気にしてるつもりか?気になるなら聞いたらいいじゃんか」

A「…聞けない…聞いたらダメな気がする…」

WZ「……じゃあ、スニョンが話すまで考えなきゃいい」ニコッ

A「…ジフナ」

WZ「A。今を楽しまなきゃ!!…笑って」


ジフナはあたしの口角を指であげて笑った
ありがとう…ジフナ





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作者名:ぽけ | 作成日時:2022年4月12日 13時

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