502.天使のイタズラ ページ2
ジョンハンくんの席が後ろで
ジョンハンくんは分からない程度にイタズラを仕掛ける
椅子をちょんちょん蹴ってみたり
椅子の背もたれにあたしの似顔絵を書いたり
プリントを渡す時全然取ってくれなかったり
後ろから前にプリントを運ぶ時もあたしが受け取ると離してくれなかったり
意外と地味にイラッとするんだけど
A「ジョンハンくん…」
JH「なに?」ニコッ
A「……いい…何でもない…」
JH「…ふふっ」
ある時は
肩を叩かれて振り返ったら
JH「A。消しゴム貸して」
「いいよっ」って渡したら
JH「A。ありがとう♡」
って戻って来た新品に近い消しゴムに
あたしの大嫌いなカエルの絵が描いてあって
授業中にめちゃくちゃ叫んでしまったり…
毎日ぐったりしています…
SN「ジョンハン。イタズラし過ぎ…」
JH「…してないよ」
SC「それは無理がある…」
WZ「消しゴムはやり過ぎ」
WN「俺がビックリしたから…Aちゃんの声に」
SN「ほらっ。やり過ぎなんだよ…嫌われちまえ」
JH「…嫌われないし」
SN「はぁ?もぅ嫌われてんじゃね?」
RN「ん?何?この空気感は」
A「…どしたの?」
SN「A〜♡どこいってたんだよ〜♡」
A「トイレ」
RN「何かあった?」
WN「まぁちょっとな」
WZ「A。嫌なら嫌って言うんだぞ」
SC「そうだよ。嫌いになってもいいんだよ」
JH「はぁ?ダメだろ…それは…((ボソッ…」
SN「ふっ。時すでに遅し…じゃないといいな〜」
RN「……何?」
A「誰も嫌いになってないけど??何の話?」
JH「…!?…だ、だよな〜♡A〜」
SN「……チッ」
男子って分かんない…
ガキっぽい時も有ればやたらカッコよくてきゅんてする仕草や態度をしたり…
謎だらけだ
あたしは一生をかけて理解しないと無理かもしれない…
未知の生物…男子
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作者名:ぽけ | 作成日時:2022年4月12日 13時