394.ふわふわ気分 ページ44
A「なんでこんなところに居るの!?」
SN「A!?…どこ行ってたんだよーー!!」
JH「A…探したんだぞ!!」
A「探したのはあたしだからーー!!」
SN.JH「「えっ？…」」
A「トイレに行って戻ったら誰もいないし、ふたりで走って行ったって聞いたから…教室にも体育館にもいないしーー!!…バカ…」
SN「…ごめん」
ぎゅ
SN「ごめんな。A」
A「いっぱい探したんだから〜!!」
SN「ん。ありがとな」
A「…あたしもごめんね…でも喧嘩しないで…」
JH「喧嘩しない代わりに俺もぎゅーしていい？」
A「えっ？…」
SN「いや、何どさくさに紛れてハグ求めてんだよ」
JH「いや、いいじゃん!!俺だって探したんだから〜!!」
SN「ダメだろよ!!触んなよ!!」
JH「何でお前が決めんだよ!!」
SN「Aは俺のなの〜!!」
JH「はぁ？バカじゃねーの!!」
A「……もうほんっとに知らない」
不貞腐れてその場から立ち去ろうとしたら
腕を引っ張られて腕の中にすっぽり
いい匂いがする
あぁ2日前に嗅いだ匂いだぁ〜
JH「ごめんな。A…ありがと♡」
A「ジョンハンくん…」
暫く抱きしめられたままふたりだけの世界に突入して
ふわふわ気分が良くて何だか夢見てるみたい
ジョンハンくんの早い鼓動が心地良い
SN「なげーよ!!…はいっ！終わりーーーー!!」
スニョン時計なる目覚まし時計がなって目が覚めた
A「はっ!?/////…」
SN「行くぞ!!Aっ！」
スニョンに手を引かれながらジョンハンくんへ振り返ったら
そこには優しく笑う綺麗な天使がいた
あたしも天使に微笑み返して「ありがと」と呟いた
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作者名：ぽけ | 作成日時：2022年2月25日 11時
