392.また… ページ42
体育祭
遂に始まった体育祭
去年は先輩を目で追ってたな
なんかもう懐かしい
今年は…
SN「Aっ！ドキドキするな」
A「うん。終わるまで落ち着かないよ…」
SN「おまじないしてやろうか？」
A「おまじない？」
ぎゅ
トントン…
よしよし…
ぎゅう
……………………。
A「スニョン…。」
SN「な〜に？」
A「何これ…。」
SN「おまじない」
A「……な訳無かろ!!」
あははははっ…あははっ…
A「……もぅ!!…ぶはっはははっ!!」
SN「ほらっ元気になった〜!!」
A「あぁちんちゃ…ふふっ。…スニョン」
SN「ん？」
A「ありがと」ﾆｺｯ
どういたしまして〜!!って手を繋いだスニョンは
1年生のリレーを見てる
めちゃくちゃ応援してるのに手は離さないからあたしまでめちゃくちゃ応援してるみたいになってんだが…
ふと横に見慣れたスニーカーが見えて見上げたら
眩しい日差しの中に天使を見つけた
A「ジョンハンくん？」
JH「隣。座っていい？」
A「うん。勿論っ」ﾆｺｯ
JH「スニョン知り合いでもいるの？」
A「いないけど…興奮してるね」ﾆｺｯ
JH「俺も…繋ぐ…」
A「ん!?…えっ？…あ、うん…」
な、なんだ…この状況…
えっと…
SN「お〜いっ！何やってんだ？離せよ!!」
JH「やだねー」
SN「離せって!!Aっ！力を抜きなさい!!」
JH「ダメだからーー!!」
SN「出さなきゃ負けよ!!じゃんけんぽい！」
SN「ああああああああぁぁぁ!!」
JH「ふっ。離せよ!!」
SN「絶対離しませーーん!!」
JH「お前!!負けただろーー!!」
SN「なんの事か分かりませーーーん!!」
JH「はぁ!?バカじゃねーの!!」
A「いい加減にしてーーーーーーーーー!!…はぁ……も、もう知らない!!ふんっ!!」
ふたりの手を振り払ってトイレに逃げ込んだ…
なんでいつも喧嘩すんのよーーー!!
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作者名：ぽけ | 作成日時：2022年2月25日 11時
