388.爆弾発言 JHside ページ38
JHside
ルナと別れてAとふたり…
なんか緊張する…
後ろから自転車の音がした
咄嗟にAの手を引いて道を開ける
思いのほか引きすぎたのかAが目の前に居て
俺の胸に顔を埋めていた
JH「ごめん…引きすぎた…」
A「あ、ごめん…」
JH「A？…」
A「へへっ。久しぶりのジョンハンくんの匂い………はっ!?/////……やっ！」
ぎゅ
A「えっ？…/////」
JH「……A…俺……俺っ…!?」
ﾊﾞｼｯ!!
Aがスルッと俺の腕から居なくなって…
A「えっ？…あ、ちょちょっと!?…スニョン!?…あ、あの、ジョンハンくーーーん!!また明日ね〜!!」
引き摺られながらも俺に手を振るAが可愛くて
俺も何故だか手を小さく振ってしまった…
いやいや、おい!!
あいつ…また攫ってった!!
Aの家のそばに居ると絶対攫われる…
でも…
ちょっとだけホットした自分がいて…
雰囲気に流されるところだった
「久しぶりのジョンハンくんの匂い」
とか…/////
ヤバっ…/////何、今の爆弾発言!!!?
思い出しただけで赤面してしまう
A…俺勘違いしちゃうけどいいの？
もう抑えられなくなりそうだよ…
急に胸ぐらを掴まれた
SN「…おいっ!!」
JH「えっ？…スニョン!?…」
SN「何抱きしめちゃってんだよ!!てか、なんで一緒なんだ？」
JH「別に抱きしめてもいいだろ!!スニョンが良くて俺がダメな理由無いし!!」
SN「有るよ!!Aに好きも言えない癖に触ってんじゃねーよ!!」
JH「…ちゃんと言うよ。ちゃんと。その時はスニョンに渡さないから」
SN「…俺も絶対渡さない」
胸ぐらを掴む手で押され
スニョンは俺を指さしてAの家に帰って行った
A…俺ちゃんと伝えるから
Aがどんな答え出しても受け止める
だけど…欲を言えば
俺のとなりを選んでくれたらなって…
絶対泣かせたりしないから
約束するよ
.
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作者名：ぽけ | 作成日時：2022年2月25日 11時
