381.最低野郎 JHside ページ31
JHside
Aとルナが逃げる様に帰った後
置き去りにされた男達5人
SN「ジョンハン。お前の所為だからな…」
JH「はぁ？なんでだよ…」
SN「…ッチ……あぁもう…」
SC「俺らも遊びに行かね？」
WZ「どこに？」
SC「どこ…行きたい？」
WN「あぁ俺パス!!帰ってゲームする」
SC「またゲームかよっ!!好きだなぁほんと」
WN「最近ずっと出来てないから…手が訛る…」
JH「俺もパス」
SC「なんで？」
JH「スニョンと一緒に行きたくないから」
SN「はぁ？こっちのセリフだわ!!」
JH「て、事で…」
WN「あぁジョンハン待てよ…」
ウォヌが着いてくる
WN「行かなくて良かったのか？」
JH「Aいないし」
WN「ふ〜ん。なぁジョンハン。ユアちゃんとはどうなってんの？」
JH「…連絡ない」
WN「えっ？連絡来なくなったの？」
JH「ん。何してるかも分からない」
WN「それって…完全に終わったって事？」
JH「…そうなるよな。ウォヌもそう思う？」
WN「ん〜ん。でもユアちゃんがそんな風に終わらせるとはちょっと思えないけど…」
JH「だよな。やっぱり…」
WN「連絡したら？」
JH「しない。俺からはアクション起こさないって決めてるから」
WN「ある意味狡いな」
JH「狡い？…俺が？」
WN「だってそうじゃね？…きちんと別れたいならジョンハンからちゃんと振ってやんないとユアちゃんも終われないじゃん。ジョンハンはリセットした気でもユアちゃんはリセット出来てないわけだから…」
JH「…ウォヌや…」
WN「ん？」
JH「ゲーム。しに行っていい？」
WN「ふふっ。どうぞ〜」
ウォヌは良い奴だ
裏表が無くて信用出来る
ルナに嫉妬して喧嘩した時は
新しいウォヌを知った様でなんだか嬉しかった
ウォヌにもそんな感情があったんだなって
俺は嫉妬ばかりで自分が嫌になるよ…
その癖…
好きじゃない彼女ともハッキリお別れも出来ない…
最低野郎だ…
でも…
Aへの気持ちは誰にも負けないつもりだよ
ありがと。ウォヌ。一歩踏み出してみるよ
.
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作者名：ぽけ | 作成日時：2022年2月25日 11時
