256.2度目の… ページ6
prrrrrr…prrrrrr…prrrrrr…
JS『A!?…どした?』
A『ジスさん…はぁ…はぁ…』
出てくれた安堵感と優しい声に涙が止まらなくて
ジスさんが落ち着かせる為に全然関係ない話をしてくれるから
少し冷静になれた
着いたよって言われたけど姿が見えなくて
少し移動したらジスさんが見えた
数えたら走れって言われたから
また全力で走って走って走ったのに…
??「…待って!!」
声が聞こえて怖くて…
足音がどんどん近づいてきて
腕を掴まれた
A「きゃーーー!!助けて…!!離して〜!!…」
SN「A!!A!!…俺だよっ!!」
スニョンの腕に包まれていた
A「…スニョン…??」
SN「うん」
A「…スニョンなの!?」
SN「うんっ。良かった…無事で…」
A「…スニョン…スニョアっ!!」
あたしはスニョンの首に手を回して縋るみたいに抱きついて泣き喚いていた
スニョンは大丈夫大丈夫って背中や頭を撫でてくれた
SN「A…ごめんな…ひとりにしてごめん…俺また…Aの手を離しちゃった…ごめん…」
スニョンが泣きながら謝るから
A「…スニョン…手を離したのはあたしだから…スニョンは何も悪くないよ…ごめんね…いつも迷惑かけて…ごめん…」
スニョンは首を振って抱き締めた手に力を込めた
回した腕を離したらあたしの頬を包んでスニョンが言った
SN「A…俺…Aが好きだ…大好き」
A「スニョン…?あたしも大好きだよ」
SN「そうじゃなくて…心友だけどもう…Aの彼氏になりたい」
A「…っ!?…スニョン…?」
SN「返事は今じゃなくていい…でもAが好きだ!!」
スニョンがあたしを好き…?
心友とは違う好き…?
だから…だからスニョンはいつもあたしのそばに居てくれたの?
あたし…
SN「A…これっ」
A「えっ?…」
腕が首の後ろに回った
スニョンがくれたのはうさぎと虎のチャームが付いた可愛いネックレスだった
キラキラ光って綺麗で
A「可愛い♡…ありがとスニョン…この虎はスニョンでうさぎがあたしだ。ふふっ。似合う?」
SN「うん。凄く似合う♡」
A「へへっ。大事にするね」
SN「うん…お誕生日おめでとう」
A「何回言うのっ!」
SN「何回でも言うよ。Aが生まれた日なんだから」ニコッ
A「ふふっ。ありがとう」
.
77人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぽけ | 作成日時:2022年1月17日 11時