291.あいつの呼び方 SNside ページ41
SN「なぁA…。ちょっと相談？みたいな事なんだけどさ…」
A「うん。何？」
SN「あのさ、あいつ…」
A「あいつ？って？」
SN「ん…。ユアってやつの兄貴？」
A「随分遠回しじゃん!!…ジスさんね？」
SN「あぁ、それっ」
A「それって…ふふっ」
SN「……何て言えばいい？…((ﾎﾞｿｯ…」
A「ん？何て何？」
SN「だから…どう呼んだらいい…のかな…って…」
A「…ジスさん？」
SN「いや、何か負けた気が…」
A「勝ち負けの問題？」
SN「だって…」
A「じゃあ…ジスヒョン？」
SN「やだよーー!!すげぇ慕ってるみたいじゃんよ!!」
A「じゃあなんて言うのよ」
SN「あいつ苗字なんつーの？」
A「ホンだったかな。ホン・ジスさん」
SN「じゃあ今日からホン・ジスにするわ」
A「…何の宣言よ」
SN「だって急にホン・ジス!!って言ったらA、はぁ？って言うだろ？」
A「言わないけど」
SN「い、言わな…言わんのかーい…」
A「なんでもいいんじゃない？仲良くなれば自然と呼び方変わるだろうし」
SN「仲良く…なんかならないから!!」
A「なんで？」
SN「俺のAにちゅーしたから…」
A「俺の…A…ではないけど…」
SN「今はな!!…今からは分かんないだろ!!」
A「…まぁそうだね…」
SN「…えっ…えっ？…えっ!?…」
A「何よ…暑苦しい…」
SN「A…♡好き♡」
A「ありがと。てか、暑苦しいんだってば…」
SN「ふふっ。A〜♡」
俺はその一言に
舞い上がり、期待し、浮かれた
それだけで明るい未来が待ってる様で
Aに何度暑苦しいと言われても
ウキウキワクワクしたんだ
.
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作者名：ぽけ | 作成日時：2022年1月17日 11時
