283.神様がいるなら… JHside ページ33
JHside
バルーンに乗って浮上する
遊園地内をバルーンで周回する様になっていて
観覧車の横バージョンみたいな感じだ
横との間隔がかなり有るから恋人たちがラブラブする乗り物になっている
Aはそれを知ってるのかな？
JH「先乗りな」
A「ありがと」
中に椅子は無くて立ったままだ
Aは小さいから顔がひょこっと出るくらいでやっと下が覗ける
背伸びをして覗いているAがめちゃくちゃ可愛い♡
JH「ふふっ。見える？」
A「あぁ〜!!笑ってる〜!!…見えるもん…」
JH「ふふっ。抱っこする？」
A「えっ!?…い、いいよ…///…」
JH「こうして見ると広いよな」
A「うん。みんな何してるのかな？」
バルーンが揺れた
A「キャーっ！…」
ぎゅっ…
支えるふりして思わず抱きしめて
いや、支えたんだけど…
離れたくなくて…
A「…あ、ありがと。………あ、ジョンハン…くん…？」
JH「…ちょっとだけこのままでいて…」
A「…うん……」
JH「…A…ずっとこうしてあげたかったんだ」
A「ん？…」
JH「あの日…Aがどれだけ怖かったか…俺が心配ないよって抱きしめてあげたくて…でも出来なくて…ずっと後悔してて…ごめんな…」
A「…平気だよ」
JH「A…」
A「ジョンハンくん…ありがとう」
やっぱりAが好きだ
ずっとそばにいたい
Aのそばに…
A「ジョンハンくん…」
JH「…ん？」
A「…ユアさんは元気？」
JH「…………。」
A「ジョンハンくん？」
JH「…うん…元気だよ」
A「そか…良かった。優しくしてあげてね」
神様がいるならもう一度やり直したい
Aのそばにいられる選択ができる瞬間に
そんな瞬間無かったかもしれないけど
今よりマシな気がして…
Aの温もりを離して
JH「…ありがとう」
何言ってんだ…俺…
Aが可愛い笑顔を向けている
このまま攫って好きだと言ったらどう思うかな…
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽけ | 作成日時：2022年1月17日 11時
