ハルノヒ～天使と虎～ 4 (ページ8)

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158.支えてあげたいページ8

JH「…強い絆で結ばれてるって事か…」

A「8年も毎日一緒に居るんだもん。家族みたいな感じだよ」

JH「そか…。羨ましいな…」

ジョンハンくんは少し寂しそうな微笑みを浮かべて「羨ましいな」と言った

A「ジョンハンくん…。ひとりで寂しい時はあたしを呼んでくれていいから、ひとりで悩まないで…あたし達は心友だから頼って欲しい」

JH「…ありがとう。Aが居てくれたら寂しくないわっ」

そう言って天使の笑顔をくれた
ジョンハンくんが13歳からひとりで居ることを今更ながら知ってしまったから
自分の気持ちはさておいても
心友として力になりたいし
寂しさを埋めてあげたいし
出来ることならそばで支えてあげたい
だけど…
ジョンハンくんには彼女がいてあたしには出る幕もなくて
無力な自分を思い知る
それでも「Aが居たら寂しくない」って言われたら
嬉しくて堪らない…
欲が出ちゃうし、有り得ない期待さえ湧いてくるんだよ…

お店を出て自然と手を繋いで

JH「A。夜ご飯の買い物して帰ろう？」

A「…あたしほんとに行っていいのかなぁ…」

JH「…俺が来て欲しい。Aのご飯食べたい」

A「…分かった。大したもの作れないけど頑張るね」

JH「やった〜!!ふふっ。Aのご飯ならなんだって美味しいよ」

A「食べた事無いくせに…」

JH「カレー食べたじゃん!!」

A「あれは、野菜とお肉切っただけじゃん!!ふふっ」

JH「確かに…ふふっ。とりあえず買い出し行くぞっ」

A「はぁ〜い」ﾆｺｯ

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