198.お邪魔虫 SNside ページ48
SNside
夏休みに入って毎日Aの家で朝ご飯を食べる幸せ♡
俺だけの特権を満喫している
Aが作る朝ごはん
それはそれは美味しくて
小さい頃から台所に立ってきたAは中学生にしてもはや完璧な料理上手な女の子に仕上がってた
きっといい奥さんになる
将来の旦那さんは幸せだ
あわよくばそれが俺ならいいなって欲が湧く
課題は終わったし
ジフナとルナも来なくなったある日
Aが暇なんだもんって詰まらなさそうにしていた
ほんとは出かけて映画とかショッピングとか行ってもいいんだけど
外は暑くて焼けるから嫌だとAが言ったのに
退屈だと言う…
明日はゲーム機でも持って来ようかな
SN「A…。じゃあ、にらめっこするか」
A「いいよ」
SN「負けたら勝った方の言う事聞く」
A「OK」
向かい合って手を繋いで
絶対負けないからな!!
Aが15cmの所に居る
可愛いなぁ〜♡
綺麗な二重にくりくりの目
汚い物なんて何も知らないってくらい綺麗な瞳をしてる
鼻も口も俺好みで可愛い
まっすぐ見つめる目に吸い込まれる
ドキドキが止まらない…
手から伝わる体温が少し上がった様な気がした
このままキスしたらA怒るかなぁ…
あと5cm…
鼻と鼻がくっつく1歩手前で
静寂を切り裂く音がした
＼ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ／
Aが目を逸らしたから
照れ隠しで
SN「/////Aの負け〜!!罰ゲームな。何でも言う事聞くんだぞ!!」
A「えっ。あ、うん…誰だろ…」
インターフォンを見つめるAが固まったから確かめに俺も覗く
何しに来たんだよ!?…ジョンハン…
お前の所為でチャンスを逃したじゃねーか!!
八つ当たりにも似た感情をジョンハンにぶつけてちょっとはスッキリしたけど…
なんの用だよ…
Aが上がってと招き入れる…
旦那でも何でもない俺に拒否権はない…
ジョンハンは言われるままソファーに座った
そこはAの場所なんだよ!!
何座ってんだよ!!
さっきまで隣に居たはずのAは
ソファーの下に座った
俺は…手を繋いでいたいんだよ!!邪魔すんじゃねーよ!!
そんな事ばっかり考えていた…
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作者名：ぽけ | 作成日時：2021年10月31日 6時
