179.オッパ〜♡ ページ29
ジョンハンくんとバイバイして
楽しかった今日を思い返していた
幸せだった…凄く…
だから余計に寂しくて切ない…
でも…
ジョンハンくんが幸せならいい
ありがとう。ジョンハンくん
スニョンがめちゃくちゃ心配してたなぁ…
連絡しなきゃ…
スマホを取り出して家の前でカトクを開いた
SN「おかえり…」
A「ぎゃー!?…ス、スニョン!?…びっくりした…」
SN「…A…」
A「スニョン…さっきはごめん…いい過ぎた…ほんとにごめんね。心配かけたのにあんな言い方して…」
SN「…気にしてない。だけど…連絡無いとか困る…心配だから…」
A「…うん。今度からちゃんと連絡する…」
SN「…ならいい。…楽しかったか？」
A「ん？うんっ!!凄く楽しかった」ﾆｺｯ
SN「…そか。良かったなっ」
A「…でもね…切なかったかな…」
SN「…切ない？」
A「うん…。ジョンハンくんに彼女がいる事を再認識して…」
SN「何かあったのか？何かされたとか？」
A「ううん。何も無いよ…無いけど…あぁでも、ジョンハンくんのお兄さんに会った」
SN「あいつ兄貴いるの？」
A「いや、実のお兄さんじゃないみたいだけど昔から遊んでるって言ってた」
SN「へぇ〜。どんな人？」
A「めちゃくちゃイケメンだった…」
SN「…なんだそりゃ」
A「ジョンハンくんにも負けないくらい綺麗な顔してた」
SN「…男は顔じゃないぞ!!A」
A「分かってます」
SN「…ならよろしい…」
A「ふふっ。お父さんみたいだね」
SN「せめてお兄ちゃんにして…」
A「…オッパ〜〜♡」
SN「…えっ////」
A「えっ……ぶはっ!!ちょっと!!何照れてんだかっ！」
SN「やーーっ!!ちんちゃ…」
A「ふふっ。スニョン…ありがとね。家寄ってく？」
SN「オモニまだみたいだぞ？」
A「あ、そうなの？遅くなるとは言ってたけど…どうぞっ」
SN「お邪魔しま〜っす!!」
A「あ、ちゃんと家に連絡しといてよ」
SN「ん。分かってる」
スニョンは家に連絡入れてソファーに座った
冷たいお茶とその辺にあったお菓子を持ってあたしも隣に座る
スニョンがテレビを付けて
あたしはお茶に手をつけて
さっきまでの温もりとは違う
感じ慣れた優しい温もりに包まれた右手は
当たり前の様に絡まる指に何故かほっとした
何も言わないスニョンに
緊張が一気に溶けて脱力したあたしは
そのまま眠ってしまった…
.
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作者名：ぽけ | 作成日時：2021年10月31日 6時
