149.知らない事実 ページ49
JH「…A。何したい?」
A「ん〜。ジョンハンくんがしたい事したい」
JH「…A。日焼け止め塗った?」
A「…あ。忘れちゃった…焼けちゃうかな…」
JH「…家くる?」
A「えっ!?ジョンハンくん家?」
JH「うんっ。お家デート♡する?」
A「…でも。あの…」
JH「ふふっ。何もしないよ…」
A「えっ!?あ、いや、そうじゃなくて…」
JH「何?なんかして欲しいの?」
A「ふぇ!?な、ち、違うよ…/////」
JH「可愛い…」
A「ジョンハンくん…揶揄わないでよ…」
JH「揶揄ってないけど…」
A「…彼女さんに申し訳ないから…」
JH「…はぁ…A。今日はAが俺の彼女だからっ!恋人同士のデートなんだぞ!!」
A「……彼女では無い…かな…」
JH「じゃあこうしよ。お昼ご飯迄は外で遊んで、その後俺の家で夜ご飯はAの手料理食べたい。手伝うから。ん?」
A「行ってもいいの?…あの、アボジとオモニは大丈夫?」
JH「…?A…知らないのか…。俺ひとりなんだよ」
A「はっ!?…なんで?」
JH「言わなかったっけ?親と妹は日本に居るんだよ。アッパの仕事で」
A「ホントにひとりなの!?ずっと!?いつから!?」
JH「…ふふっ。A…落ち着いて。ん〜1年半前位かなぁ。中学上がってからひとりなんだよ」
A「…知らなかった。だから眠れないの?ご飯は?ちゃんと食べてるの??家の事とか…。あ…彼女がしてくれてるよね…ごめん…余計なお世話だった…」
JH「自分でやってる。ご飯だってなんとでもなるし…」
A「彼女さんはしてくれないの?」
JH「…俺が嫌なの…。アイツに色々されるの嫌なの…」
A「…なんで?」
JH「…有難いとは思ってるけどしっくりこない…」
A「…しっくり。そうなんだね」
JH「A…アイツの事は忘れて」
そう言って
迫ってくる右手があたしの右頬を撫でる
ドキッとした
じっと見つめる瞳は
何処か哀しげに潤んでいた
あまりに綺麗で吸い込まれそうで俯いたあたしの頭をぽんぽんした
JH「行こっ」
A「…うん」
.
109人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なかねこ(プロフ) - コメントありがとうございます(^^)すにょんと結ばれる運命だといいですね。作者の中では結末は見えております。みき様の希望に添える結末で有れば幸いです。長いお話になるので気長にふたりを見守って下さると嬉しいです(^-^) (2021年10月15日 23時) (レス) id: 993c3ee492 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - やっぱりすにょんとくっついてほしいです… (2021年10月15日 23時) (レス) @page10 id: 712424bbb9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぽけ | 作成日時:2021年10月12日 22時