139.デート前夜 ページ39
週末はあっという間にやって来て
毎日来るジョンハンくんのカトクに
明日朝9時に迎えに行くからと連絡が来た
9時。意外と早いんだな…
遠くに行くのかなぁ…
服はどうしよう…
少しでも可愛いあたしを見て欲しいけど
何が可愛いかも分からない…
クローゼットの中で主張してくる服たちが
私、私って誘ってくる
ん…。
あたしらしい服はダボッとしたパーカーとかなんだけど
明日は冒険してみたい
Aラインのノースリーブシャツとプリーツのミニスカートに厚底サンダル
歩くのかなぁ。
足痛くならないかなぁ…
でも…
ﾋﾞﾝﾖﾖﾖｰﾝ
ジョンハン
【A。準備は出来た？】
A
【今してるところ。何か必要なもの有る？】
ジョンハン
【なんにも要らないよ】
A
【うん。分かった】
ジョンハン
【楽しみ過ぎて寝れない…】
A
【ふふっ。修学旅行の前の日みたいだね】
ジョンハン
【Aは？楽しみにしてくれてる？】
A
【勿論!!ソワソワして落ち着かなくて…】
ジョンハン
【スニョンとデートした時もソワソワした？】
A
【しないよっ！】
ジョンハン
【俺だから？】
A
【…うん】
ジョンハンくんから返信が止まる
あれ？
おやすみも無くいなくなっちゃった…？
ジョンハン
【A…更に眠れなくなった…声が聴きたい…】
その直後
prrrrrr…prrrrrr…
えっ!?で、電話!?
A『ヨ、ヨボセヨ…？』
JH『A…声も可愛いのな…』
A『えっ!?…し、知らないし…何言ってんの…？』
JH『ふふっ。Aはさ…もっと自信持っていいと思うんだけど』
A『自信？』
JH『うん。好きな人もAを好きかもしれないだろ？』
A『それは無いから…』
JH『なんで？聞いても無いのに決め付けて諦めるなんて勿体ないぞ』
A『でも…。彼女が居るし…』
JH『…彼女が居るんだ。でも…関係無いかな。その人が誰を好きかは本人にしか分からないだろ？』
A『だけど…』
JH『まぁ…怖いよな…嫌われたくないしな…』
A『ジョンハンくん…』
JH『俺だってそうだよ…。好きな人には嫌われたくない。ずっと笑ってて欲しいし、ずっと味方でいて欲しいし、ずっと一緒にいたい…』
ジョンハンくん…？
.
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なかねこ(プロフ) - コメントありがとうございます(^^)すにょんと結ばれる運命だといいですね。作者の中では結末は見えております。みき様の希望に添える結末で有れば幸いです。長いお話になるので気長にふたりを見守って下さると嬉しいです(^-^) (2021年10月15日 23時) (
レス) id: 993c3ee492 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - やっぱりすにょんとくっついてほしいです… (2021年10月15日 23時) (レス) @page10 id: 712424bbb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽけ | 作成日時：2021年10月12日 22時
