118.心友の幸せ ページ18
SN「俺たちさ。高校って同じじゃないよな?多分皆バラバラだよな…」
A「そうだね…きっと離れちゃうかなぁ…」
SN「俺…離れたくないよ」
A「うん…あたしも」
SN「Aは決めてるの?」
A「まだ全然…それにあたし頭良くないし…運動が出来るわけじゃないし…特技も無いし…」
SN「ん〜。でもAには人を惹きつける魅力が有るじゃん!!みんなAがすきだよ?」
A「でも好きだからって高校受からないよ?」
SN「…いや、そうじゃなくて。魅力的な人だから頭良いとか運動神経抜群とか自慢できる特技とか無くても、人に好かれるって人生には1番必要な事だろ?Aはそういうの持ってるじゃん。なんて言うの?こういうの…えっと…じ…じ…」
A「人徳?」
SN「おわぁー!!それそれっ!!人徳ってやつだ。うんっ!」
A「先生にも言われたな…それ」
SN「まぢ?えっ!?俺ってすげぇんじゃね?」
A「うん…凄いかも…。スニョンさ、先生になったら?」
SN「俺が?先生!?…いやいや、無理だわ…俺勉強嫌いだし…ダンサーなりたいし…」
A「そうだね。スニョンはダンサーになるんだもんね。あたし、楽しみにしてるんだよなぁ」
SN「おう。頑張るよ。Aに見てもらう為になっ」
A「ふふっ。みんなに自慢しちゃお。あたしの心友はダンサーなんだよ〜って」
SN「Aの自慢の心友で居られるように気合い入れて頑張らないとだなっ」
A「ほどほどに頑張って。怪我したら大変だから。スニョンはすぐ夢中になるから心配だよ…」
SN「はい。気をつけます」ニコッ
A「スニョン。あたし達ずっと変わらず居ようね。何があっても、どこにいても」
SN「うん…少なくとも俺はずっとAのそばに居るから…何があっても、どこにいても」
スニョンはそう言って約束の証をくれた
この先何があるか分からないけど
信用出来る心友がいる事を心から感謝した
そして、心友の幸せを心から願った
.
109人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なかねこ(プロフ) - コメントありがとうございます(^^)すにょんと結ばれる運命だといいですね。作者の中では結末は見えております。みき様の希望に添える結末で有れば幸いです。長いお話になるので気長にふたりを見守って下さると嬉しいです(^-^) (2021年10月15日 23時) (レス) id: 993c3ee492 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - やっぱりすにょんとくっついてほしいです… (2021年10月15日 23時) (レス) @page10 id: 712424bbb9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぽけ | 作成日時:2021年10月12日 22時