100.キャンプファイヤー JHside ページ50
JHside
キャンプファイヤーって切ないよな…
どんどん火がでかくなって
あったかい空気が身体を包んで…
Aとの距離が縮まった気がして嬉しい
俺の好きが伝わってるといいなって
期待してる俺がいる
昨日Aが滑落したと聞いた時
生きた心地がしなかった…
Aに何かあったら俺は正気じゃ居られなかっただろう…
見つけた時身体が冷たくてまさか!?って思って息をしてるか確認した
気を失ってしまっただけのAが消えてしまいそうで怖かった
JH「A…A…お願い気がついて…」
何度もAの名前を呼んだけど意識は戻らない…
ダメだ早く運ばないと…
スニョンが現れたのはその時で上着が無いか聞いてるのに
俺がAを見つけた事に拘ってるから腹が立って怒鳴ってしまった…
でももし逆の立場なら俺もそうなっただろうなって今なら思う
Aは軽すぎるよ…
おぶった感覚は相当軽い
それだけで心配なのに…
Aが目を覚ましたと聞いた時
身体の力が一気に抜けて倒れ込むように待合室のソファに座った
良かった…ホントに…
安心したら無性に腹が立って…
Aが車椅子に乗って食堂に来た時
皆優しく迎え入れていたが
俺は何か言わないと気がすまなくてAを叱った
ポロポロ泣くAが愛おしくて
Aも怖かったよなって思ったらもう怒れなくなった…
さっきウォヌから聞いたよ。
Aが嬉しかったって言ってた事
そんな風に思ってくれたなんて…ありがとう
Aが俺を知ったきっかけが可愛いから
ぼーっと考えてた時
俺のおでこに手を当てて熱は無い?って聞いたA
俺の理性が飛びそうになって
何とか誤魔化したけど俺の気持ちはAに少しは届いてるんだろうか?
きっとかなり鈍感だから心友だと思ってるよな
俺…心友なんてなりたくないよ…
Aを俺の彼女にしたいよ…
でも…出来ない。
二股もきっと出来るけど…出来ない…
Aには出来ない…
本当に好きだから…
スニョンの隣で俺を見つめるAが俯いた
泣いてるのか?
スニョンが涙を拭って抱きしめた
俺は拳を握る事しか出来ない…
今すぐそばに行って抱きしめてやりたいのに
ふたりの距離感が心底羨ましい…
A…
いつか、好きだと伝えたら
俺の手を取っとくれるかな?
Aの1番で居たいから
ずっと好きでいるから
俺を抱きしめてくれるかな?
Aが俺を好きになる未来が有ればいいな
※お話移行作業中♡引続き宜しくお願いします♡
148人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぽけ | 作成日時:2021年9月30日 23時