91.新しい心友 ページ41
SN「A〜。会いたかった〜♡」
A「ふふっ。頑張って来た?」
SN「うんっ!Aは?頑張ってる?」
A「うん。助っ人が居て助かってる」
スニョンが離れて
SN「助っ人ってコイツ?」
A「コイツって…ジョンハンくんね」
SN「助っ人なってんの?ジョンハン」
JH「……チッ…」
SN「うぉーい!!いま、いまチッって!?」
A「スニョン…うるさい…」
SN「だって!!……俺もやる。野菜切る!!」
A「あ、ありがとう。じゃあスニョンはこっちでこれ切って」
SN「よっしゃー!!任せぃー!!」
A「スニョン。手洗ってからっ!」
JH「……………。」
A「あ、ジョンハンくんさっき何言いかけたの?」
JH「もういい…」
A「…ジョンハンくん…?」
JH「でもさっき言った事は俺の気持ちに嘘偽りは無いから…」
A「…うん」ニコッ
JH「ふふっ。参ったな…((ボソッ…」
SN「A〜!!これでいい?」
A「えっ!?スニョア!!刻み過ぎだよ!!…このくらいねっ」
SN「あぁ…分かった!!…ジョンハン!!手動かせよっ!!」
JH「分かってます〜!!」
ふたりの仲良いのか悪いのか分かんないやりとり
あたしには皆大切でかけがえのない心友
新しい心友はあたしの1番がいいと言った
ジョンハンくんがどんな気持ちで言ったのかは分からないけど
ドキドキ胸が高鳴るのを必死で抑えて平常心を保っていたつもり…
1番好きで愛おしい
好きの種類が違う人
1番に思っていられない瞬間もきっと有るだろう
でも…あたしもわがままだから…正直でいたい…
誰かを傷つけてしまっても、傷ついてしまっても
正直で居たい…
そんな事きっと出来ないかもしれないけど…
だけど…忘れてはいけない存在が居る事を
少しずつ…確実に縮まるふたりの距離に薄れていく存在…
少し先の未来に、この小さな火種は燻って襲う事になる事を
あたし達はまだ誰も知らない…
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作者名:ぽけ | 作成日時:2021年9月30日 23時