90.特別 ページ40
A「ジョンハンくんっ??」
JH「…えっ!!」
A「どうしたの?具合悪いの?どっか痛い?熱は?」
ジョンハンくんがぼーっとしてるから声を掛けた
熱があるのか確かめるのにおデコに手を置いたら
真っ直ぐ見つめられて手首を掴まれた
JH「細すぎ…」
A「えっ…」
JH「無防備すぎ…」
A「うぁっ!」
キッチンを背に右手首は掴まれたまま左側もジョンハンくんの右腕にホールドされて
JH「A…」
A「ジョ、ジョンハンくん…?」
JH「男は狼なんだぞ…」
A「……あの…////」
JH「…ごめん」
手首から手が離れて
両腕が背中に回って優しく抱きしめて
JH「俺…Aの心友になりたい。友達じゃ無くて心友に…」
そういった
心友…か…
ふふっ。やっぱり彼氏にはなれないよね…
そうだよね、だって
ジョンハンくんには彼女が居るんだもん…
あたしなんか眼中に無いか…
A「うん。心友になろっ」
JH「…いいの?」
A「いいよ。心友がひとり増えて嬉しいよ」
JH「…特別がいい…。心友の中でも特別がいい」
A「特別…?何が違うのか分かんないよ…」
JH「俺の事1番に思ってて」
A「…1番……」
身体が離れて見つめられて
両手を握って
JH「Aの1番がいい」
もう1番だよ…
あたしはずっと君が大好きだから
A「…うん」
JH「俺…執拗いし、嫉妬深いし、すぐ拗ねるし、わがままだけどいい?」
A「…いっぱいだね。へへっ」
JH「嫌なら今嫌だって言って」
A「…嫌じゃないよ。ありのままのジョンハンくんで居て欲しい」
JH「…A。どこにも行くなよ」
A「行かないよ。どこに行くの?」
JH「知らない奴のところには行かないで…」
A「知らない人にはついて行かないよっ」
JH「違う…他の誰かをすっ!!」
SN「Aーー!!野菜切れたか?」
A「ジョンハンくん。何?」
JH「A…俺っ!!」
スニョンがあたしに抱きついて
手が離れた
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作者名:ぽけ | 作成日時:2021年9月30日 23時